Anko's diary


Return to Index



8月26日(月)宝塚ファミリーランド


ツリーの木の下で


遊園地といえばメリーゴーランド


やはり遊園地といえばコーヒーカップ


縁日もある


阪急電車博物館もある


COUPLESと題して今回は女の子二人を撮影。
場所は宝塚ファミリーランド。
この二人を撮影することは決まっていたのだけど
どこがいいかなーと場所探しに悩んでいたら
ファミリーランドが9月いっぱいまでナイター営業しているという情報を聞きつけ
じゃあファミリーランドへ行こう!ということになった。

実はすでに知っている方も多いと思うが宝塚ファミリーランドは
来年の4月で閉園するのである。
しかもナイター営業は夏休みの期間だけやっているそうで
今回が最後のナイター営業(9時まで)だ。

実は夜の遊園地を撮るのは初めて。
暗いからちゃんと撮れるのだろうか?と行く前からドキドキもんであった。
ファミリーランドは遊園地の方は行った記憶があるのだが
どんなんだったか全く記憶がない程遠い昔。

行ってみてびっくりした。
まるでメルヘンの世界!
乗り物もかわいいし、電飾もすごく多くてきれいでかわいい。
まるでおとぎの国に来たみたいだった。
そしてそんな場所でこのかわいい二人を撮るもんだから
なんだかものすごく楽しくって楽しくって。
私も遊園地が久しぶりだったから余計楽しくって。

何個か一緒に乗り物に乗って撮ったりした。
私はフライイングカーペット系以外は乗り物オールオッケーなので
二人の前に乗って後を向いて撮影するのもおてのもん!と思っていたのだけど
さすがにジェットコースターは無理だった。
しかも撮影を忘れて真剣にジェットコースターを楽しんでしまった。
キャーキャー言っていつの間にか時間が過ぎていく。

実はこの撮影したうちの一人の子が前にずっとファミリーランドで働いていた。
ゲートのおばちゃんとか上の人とかみんな知り合いで入る時に挨拶したのだけど
みんないい人ばかりで、すごく親切にしてくれた。
9時を越えて「閉館します」とおばさんに声をかけられ
園内を歩いていく。
誰もいない夜の遊園地。
乗り物の明かりもちらほらと消えて、
園内の電飾だけがキラキラ光っていた。
「誰もいない遊園地って初めてだねえ」と言いながら歩く。
「来年の4月で閉園しちゃうのか・・・」
やさしくしてもらったおばさんやおじさんの顔が目に浮かんだ。
せつないなあ。こんないい遊園地なのに・・・。

ゲートをくぐってファミリーランドをあとにした。
帰り道も「すごいおもしろかったね。楽しかった!
ファミリーランドすごいいいところやね!しらんかったわー。なくなってほしくないなあ・・・」と
話をしていたら、その働いていた子が
「実はなくさないでほしいっていう署名運動とかあるんだよ」と言った。
それを聞いた私たちは「え!?署名する!する!」
「じゃあ、今度もってくるから書いてくれる?」「うん!!」
純粋に署名したいと思った。

撮影は本当すごく楽しかった。
ファミリーランド今日で終わるのはあまりにももったいないので
今度もっとちゃんと時間を作って(今回は2時間弱しかなかった)
朝から夜まで遊ぼうと思う。

また行きます。ファミリーランド。
楽しかったファミリーランド。




8月25日(日)ライブ&☆印

 
      (左)☆印の日替わり定食     (右)猫のうっくんが私の前の席に座ってきた!


2階の写真展の様子


チャイを飲む


この日はピアニカを持って公園へお散歩。
そしてピアニカを吹いている所の写真を撮ってもらった。
その後、友達のマサッキのバンド、ナイアガラエクスプロージョンマサキメンのライブを見に
ネストサルーンへ行く。
(ナイアガラエクスプロージョンマサキメンは、photo1のbandのコーナーに
写真があります!)
するとたまたま他のバンドを見に来ていたラベンダーズの子と偶然会った。
(これまたラベンダーズもphoto1のbandのコーナーに
写真があります!)
人とのつながりっておもしろい。
マッサキと今度9月15日に三宮の108で二人でアコースティックライブをするのだけど
ちょうどラベンダーズの子が見に行きたいと言ってくれていたので
おお、つながった!と思って嬉しくなった。
そんなわけで9月15日のお昼間、もしお暇な方は見にいらしてください。

そして夜に掲示板でおなじみの中津にある☆印に行く。
☆印は中津商店街にあるカフェで夕方4時から夜12時までやっている。
古い一軒家を改装してつくったカフェで、まさしくお家そのもの。
クツをぬいで玄関をあがると猫のうっくんがいた。
うっくんはおとなしくて人なつっこい。
私の前の席にやってきて、座った。
なんてかわいいのだろう。

そして二階に上がる。
二階はギャラリースペースになっているのだが
まさしく和室二間そのもの。
そこに写真が展示していて、おうちに展示をしているみたいで
とてもおもしろい空間だった。
たまたま写真展が「ねことはな」の写真で猫のしおりをもらった。

中津商店街には、夜10時までやっている和雑貨屋さんや、
マニアックなレコード屋もあったりでなかなかおもしろい。
☆印も結構人がたくさんはいっていた。
こんなへんぴなところなのに、わざわざみんな足を運んでくるのだから
やっぱりみんな☆印というカフェが好きなのだろう。

私のお気に入りのカフェの一つになった。




8月24日(土)misarin撮影 in須磨









親友のみさりんと須磨の海で撮影。
砂浜を歩いているとホストの勧誘のように海の家のにいちゃんがやたらと客引きしてくる。
しかもみんな、海で泳ぐぜ!っていう格好しているのに
私たちは普通の格好をして(しかも私は長袖長ズボン)、撮影道具の花束を持って歩いていたので
ホスト風の海の家にいちゃんに「何しにきたん?墓参り?」などとちょっかいをかけられる。
「うっさいわ!」と心の中で思いながらも
とりあえず「えへへ」と笑って逃げた。

そんなこんなでいい場所発見!
そこでいろんなポーズで何カットも撮る。
そして今度は海辺へ行こう!と場所を変える。
すると海にプカプカとビーチボールが浮いていた。
一つはサッカーボールの形をしたビーチボールで、
もう一つはオレンジ色のビーチボール。
「あ、このオレンジ色のビーチボールはええけど、サッカーボールのんは撮影に邪魔やな」
と言ってサッカーボールのビーチボールを取って遠くの方へボカーンと投げた。
「オレンジのビーチボールはいい感じやから撮影に使ってみよっか」と言って
海に漂っているのを取ってきてそれを使って撮影(真ん中の写真2枚)。

するとなんだか視線を感じる。
海の方をみてみると男の子たちがひそひそこっちを見てなにやら言っている。
「あのビーチボール・・・ひそひそ」
なんやろ?と思ったら実はそのビーチボールは捨てられていたのではなくて
海に置いていただけだったようで、その男の子たちのだったのだ!
あまりにも私たちが「いかにも自分たちのです」とばかりに
堂々と使って撮影していたので言いずらかったのだろう。
しかも!その男の子たちを再度見ると、私が遠くに邪魔だからと言って投げた
あのサッカボールのビーチボールを持っているではないか!
「がーん。あれもあの子らのだったんだ!」
人のビーチボールを勝手に取って、一個は遠くに投げて、一個は我が物顔で遊んでいるのだから
みんなビビったに違いない。

急に恥ずかしくなってすぐ返した。
でも撮影の途中だったので「あーもっと撮りたかったなー」という顔をしていると
「しょうがねえな」と思ってくれたのか
「あいつらとんでもねえヤツらだ」と思ったのか
「いいですよ、貸してあげます」と言って貸してくれた。

私たちは「わーいわーい!!」と嬉しくなって再び撮影再開。
しかし、撮影に熱が入り、いっこうに返さなかった。
そしたらいよいよしびれをきらしたのか
「もういいですか?」(心の中では怒っている)と言って男の子がやってきた。
「はい・・すみません・・」と仕方なく返した。

まあ怒るのも無理もないか。
でもそんな彼らの協力(?)を得て、いい写真ができました。
みなさんも海にプカプカ浮かんでいるビーチボールは勝手に触らないようにしましょうね。
ってそんなこと誰もしないか。




8月18日(日)ドラえもん展

私の夏休み10日から19日までの9連休のいよいよ最後の日。
10日から15日までの夏休みの日記は、
「わたしのなつやすみ」と題して日記番外編で絵日記風写真日記で公開していますので
みなさんぜひご覧下さい。

写真日記以外も、前の職場のアイダに遊びに行ったり、劇団の芝居を見に行ったりいろいろしたのだが
最後の日はドラえもん展でしめくくることにした。

天保山のサントリーミュージアムで開かれているドラえもん展。
エルマガやいろんな雑誌で取り上げられているのでご存じの方が多いだろう。
この展示は「ドラえもんとわたし」というタイトルで
自分にとってのドラえもんを表現してくださいと
各界のいろんな方にお願いして出展してもらったものだ。
デザイナー、グラフィックデザイナー、イラストレーター、写真家、美術家、音楽家などなど
芸術界のいろんな名の知れた人たちが出展している。

おもしろかった展示。

1.映像型マンガ本。
なんと、映像で動くマンガの本!
マンガの本のようにめくれるようになっていて、一つのストーリの話を読めるのだが
それがどういう仕組みかは分からないが、映像が映し出されて
人物などが動くのである!しかも音つき!これはすごい。
「お子さまもいますので前の方はしゃがんでご覧になってください」
と書かれているにもかかわらず
子供の乗りだしに負けじと私も乗り出し
くいついたように見ていた。
きっと後にいた子供は「このおばはんのせいでみえん!」とむかついていただろう。
だっておもしろかったんだもーん。

2.ドラえもんスクリーンセーバー。
名前の通りドラえもんのスクリーンセーバー。
ドラえもんが生まれた年「2114年9月7日」までカウントする仕組みになっていて
ドラえもんのピンポールが画面を駆けめぐる。
販売コーナーで売っていたので即購入。
ちなみに2114年9月7日が来たらどうなるのだろう!?と
日時をその日に設定してみょうとワクワクしてやってみたのだが
私のマックでは2099年までしか設定できなかった。チッ。

3.蜷川実花の写真&アルバム
エルマガでモデルの女の子と、着ぐるみのドラえもんとの
ツーショットの表紙を見たことがある人も多いだろう。そうあの写真。
女の子と着ぐるみドラえもんが1日デートした写真を撮っているのだが
これがすごくよかった。
一緒にボートに乗ったり、錆びれたゲームセンターでゲームをしたりしている写真たち。
そして展示している写真だけでなく、厚いアルバムがあった。
中をみてみるとその二人が一緒に撮った死ぬほどあるプリクラがいたるところにはってあって
あとチェキで撮った写真に手書きでメッセージがかいてあったり
ドラえもんと一緒に乗ったボートの券2人分がちゃんとはさんであったり
本当ドラえもんラブ!!っていうのがすごく伝わってきて
すごく気持ちが良かった。ラブ!

4.森村泰昌のドラス
森村泰昌のマネキンにドラえもんの顔がプリントしてある着ぐるみドレスを着せて
しかも下半身(おしりの辺から)がでこぼこしている。
そして胸のあたりにドラみちゃん(だったかな?)の顔のランドセルみたいなのをつけている。
文章で説明しがたいのだが、見て絶句した。
「なんだこれ!!!」
その奇妙さが極まりすぎていて滑稽で大変おもしろかった。

次点:佐内正史の写真も奈良美智の絵もよかった。うんうん。


おもしろくなかった展示
1.グラフィックデザイナー系
「ドラえもんとわたし」というコメントを各自がつけるようにしているのだが
なんか「別に何の思い出もないしどうでもよかったんだけど
頼まれたからやった」みたいなことを平気で書いてるやつがいた!
しかも作品をみたら手抜き!
じゃあ参加するなよ!と言いたくなった。
なんか気取った鼻のつくやつが多かった。フン!

2.ヒロミックス
写真で参加かとおもいきや、自作のドラえもんTシャツで出展。
それがしょぼくて手抜きで、こんなん1日あったらできるで!って感じで
まるで夏休みの工作を一日前に徹夜で作りましたって感じでした。
私の中でかなりヒロミックスの評価が下がりました。あーあ。

てなかんじで基本的におもしろかったものが多かったです。
一番をあげるなら蜷川実花の写真かな。
一緒に行ったヤツタニさんも蜷川実花の写真は色がキライ!って
あんまり好きではなかったのに、
「すごいよかった!!」って興奮して言っていました。

ドラえもん。
わたしとドラえもんとのつきあいはコロコロコミックスからかな。
小さい頃はテレビのマンガは絶対見ていたし、映画や劇も見に行ってました。
特に意識をしないで自然と入ってきていたマンガ、それがドラえもんでした。
多分日本全国誰もが知っているマンガではないでしょうか。
子供も大人もお年寄りもみんなが知っている。
そしてそれはずっと続いていくんだろうなあと思います。
世代を越えてみんなに愛されるマンガってそうないと思うので
それってすごいことだなあと思います。

9月下旬までやっているそうなので
まだ行っていない人はぜひ行ってみてください。
幼い頃のあの懐かしい気持ちがよみがえってくるかもしれません。




8月6日(火)カラーと不思議感



職場の友達のバンド「ヘルシーボーンちゃん」のライブを見に奈良ネバーランドへ行く。
編成はベースボーカル(女)、ギター(男)、ドラム(男)のトリオ。
ジャンルはメタル?コア?まあ激しい感じ。

音源は前にCDを借りて聞いていたのだけど
かっこよかったので一体ライブはどんなんやろ?とかなり期待していた。
というのもボーカルが女の子でベースを弾きながらドス声を挙げている。
年齢21歳、しかも写真をみたらかわいらしい感じ。
一体どんなステージングなんやろ?とかなりワクワク。
しかも最近ネコグルマに新ベーシストとして加入したらしく
どんなベース弾くねんやろとベースにもワクワク。

会場に着いてライブ前にボーカルの女の子と会った。
「はじめまして」とだけ挨拶したのだけど
彼女はとても21歳とは思えない貫禄だった。
でてるオーラーが万人ではない。
なんだか恐縮してしまった。

ライブが始まる。
ワンピースを着て跳ねながら5弦ベースを弾く。
そして目ん玉を見開いてドス声を挙げる。
すごい。
ボーカルに負けじ劣らずギターもドラムの演奏もすごいパワー。
スピードも迫力もありで圧倒された。
かっこよかった。


私にも経験があることなのだが
自分にはいろんな空間があってその空間での友達がいる。
高校時代の友達、大学の音楽サークルの友達、前のバイト先(雑貨屋)の友達
バンドの仲間、現在の職場の友達。

その空間にはそれぞれのカラーがある。
音楽のカラー、雑貨屋のカラー、学生時代のカラー、職場のカラー。
そのカラーの中に違うカラーが入ってくるとちょっと混乱する。
不思議な感じがするとでもいおうか。
だから例えば雑貨屋で働いている時に、学生時代の友達が遊びに来てくれたり
自分のバンドのライブに職場の友達が見に来てくれたりすると
すごく不思議な感じがする。
なんだか普段見せている自分でない自分を見られて恥ずかしいというか不思議な気持ちになるのだ。
それは別に見られるのがイヤというわけではなくて
むしろいろんな自分を知ってもらいたい、見てもらいたいのだが
初めはちょっと不思議な感覚に陥る。
それが回を重ねればうすれていって何とも思わなくなるのだけど。

だから、今日のライブも私も少し不思議な感じがしたし
彼もきっとそう思ったに違いない。
ライブ後、すこし話をしたのだけど
なんだかそういう雰囲気になっているような気がした。
今度行ったときは不思議感はきっとなくなっているだろう。

ではまた次回ライブでね。




8月4日(日)虫の目になりたい


「虫の目になりたい」パンフより(photo by 栗林慧)

栗林慧の写真展「虫の目になりたい」を見に行く。
題名のとおり「昆虫」の写真。
大の虫嫌いの私がなぜ昆虫の写真展を見に行くのか。
それはただの昆虫の写真ではないからだ。

上の写真を見ていただいたらわかるように
虫の視点からみた世界を映し出した写真だからだ。
虫から見た外の世界。
上の写真は平戸島のトノサマバッタが海と対岸の陸地を見つめているところ。

虫と約3?の距離まで接近して撮影する。
しかも接写すると、遠景はぼけてしまうのが通常であるが
栗林さんは自分でカメラを作って近いところから遠景までピントのあう
「超被写界深度接写カメラ(通称虫の目カメラ)」というのを開発し
上の写真のように遠くの景色までピントがくる写真を撮影している。
しかもその虫の目カメラはできるだけ虫の視点から捉えることができるように
管みたいな長い棒に小型カメラを設置し
より虫と近いところから撮影することができるようにしてある。

その虫の目カメラから映し出された写真には感動した。
あんな小さなアリまでもアリから見た世界を映し出していて
今までこれっぽちも考えたことがなかった
「彼らには彼らなりの世界がある」ということを認識させられた。
アリなんて一匹ぐらい踏んづけてもどうってことないと思ってしまうけど
実は彼らも一生懸命生きているんだなと思ったら
なんだか不思議な感じがしたと言ったらおかしいが
本当不思議だった。

栗林慧さんは有名な昆虫写真家らしく、虫の写真といえば栗林さんというぐらい
他に類をみないほどたくさんの虫の写真を撮り続けている。
写真を見ていても本当虫が大好きなんだなというのがひしひしと伝わってくる。
展示で撮影の記録日誌があったのだが
ぶ厚いノートブックにことこまかにその時の虫を撮影したときの様子が刻まれていた。
この写真はどういう場面でどういう時にどんな虫を撮ったものか
忘れないように記録しているものなのだが
そのびっしりと鉛筆で書かれたノートブックを見て心をうたれてしまった。
昆虫に対する、そして写真に対する情熱。
そして自分のやりたいことを成し遂げるための努力。
なんだか胸があつくなった。

展示の最後に、栗林さんの作品である写真集や本が売られていた。
もちろん今回の展示の写真集も売られていたのだが
私たちが小学生や中学生の頃よくみた
昆虫の本や図鑑などもたくさんあった。
世にある昆虫の写真はほとんど全部栗林さんが撮っているのかもしれない。
理科の教科書などで使われていた昆虫の写真もおそらくほとんどそうであろう。
いままでなにげに見ていた理科の教科書の昆虫の写真も
実は多大な努力と時間を費やして撮影された
すばらしい作品だったのである。

そんなすばらしい作品を目にすることができて
そしていろんな事実を知ることができて
いい勉強になった。
世の中には素敵なことをすばらしいことをやり遂げている人がいるものです。




8月4日(日)FUNKYMIC



虫の目になりたいの写真展を見た後
南船場へ行って雑貨巡り。
南船場の雑貨屋をほぼまわりつくした後、
7月30日の日記で撮影した「FUNKYMIC feat Saturdays Rism」のライブを見にミナミのfireflyへ行く。

fireflyは単語から連想するままに店内は真っ赤であった。
雰囲気はクラブダウンが真っ赤になった感じ。
この日のイベントはFUNKYMICでパーッカションをやっている二人の別バンドも出演。
FUNKYMICのメンバー4人のうち3人は
私が今までシャプーズでお世話になっていたスタジオ246のスタッフ。
なかでも3人のうち2人はシャプーズのレコーディング&ミックスをしてもらい
シャプーズエンジニアでもある。

その別バンの「”Sou"Architecture」はギター、ウッドベース、ドラムのトリオで
音的にはリトルクリーチャーズ。
かなり実験的なこと複雑なことをしていて
途中でドラムのかわりに手拍子でリズムをとったりとかなかなかおもしろかった。
センスやアイデア、やろうとしていることはすごいなあと思ったし、おもしろいなと思ったのだけど
まだライブ回数が少ないとあって全体的なグルーブ感はもう少しという感じだった。
これからが期待できそう。

FUNKYMIC(上の写真)はパーカッション二人、ボーカル、DJという編成で
これがなかなかおもしろかった。
お客さんも今ままでにない盛り上がりでみんな総立ち。ノリノリだった。
ジャンル的にはヒップホップなのだけど
私はどうもヒップホップというジャンルが苦手で
だいたい日本語のラップってノリ悪くてかっこわるいし
軽くてしょうもない音楽だと思っていたのだが(ヒップホップが好きな人ごめんなさい)
FUNKYMICはすごくかっこよかった。
日本語のラップでそう思ったのは初めてかも。
あとパーカッション(ジャンベとコンガ)が二人も入っていて
他にもいろんな楽器を使って演奏していたので
それがまたかっこよかった。

他の対バンもセンスあってかっこよくて
fireflyのスケジュールやフライヤーを見たら
割とおもしろそうなイベントやってそうで
結構いい感じのイケテルハコなんだなと思った。
純粋なライブハウスではなく、お酒も飲めてクラブみたいな感じだけど
いろんなライブイベントや週替わりでカフェなんかもしていて
下手なクラブに行くのならfireflyに行った方がおもしろそうだ。

今週の週末はいけてる週末だった。
写真展も雑貨屋巡りもライブも。
ライブ、また見たい。




8月3日(土)去年の花火。今年の花火。

 
    猫の花火            フィナーレっぽいところ

淀川花火大会。
今年で行くのは3回目。
去年も訪れた。
そうこの日記を書き始めてからちょうど1年が経った。
一番最初に書いたのが8月3日のこの花火大会のことだった。


あれから1年。
三日坊主になる私が1年もこの日記を書き続けることができました。
この日記のおかげでいろんな人に出会うことができ、
読んでくれた方から、励まされたり、共感してもらえたりしました。
そして何よりもその瞬間に自分が何を感じていたか何を考えていたか何をしていたか
記録していくことができたのは自分自身とても嬉しいことです。
この日記を読んでくれているみなさん、これからも末永くつきあってもらえたら嬉しいです。
何か思うことがあったり感じてくれたことがあったりしたら教えてください。
自分自身のいい刺激になります。


私を知らない人が読んでも誰が読んでもおもしろい文章を書きたいなと思って
書いてきたわけですが、文章を書くというのは難しいもので
これを言うとみなさんによく驚かれるのですが
私は読書ぎらい&活字ぎらいで全く本を読まず今まで生きてきました。
学校の宿題の読書感想文も本はよまないで映画(ビデオ)を見て書いたりする程。
だからそのつけがまわってきたのか
言葉の使い方や言い回しが適切でなかったりするところが多々あるようです。
そういう場合はこっそり教えてください(笑)

私の中でこの8月3日の花火大会は一つの節目。
普段はほとんど今までの自分の日記を読み返したりしないのですが
去年の8月3日の日記を読み返してみました。
とりわけどうってことない文章なのですが
去年の自分と今年の自分。
あきらかに違う自分がいました。
とりまく環境もがらりと変わっていてなんだか遠い遠い昔のことのようでした。
来年の自分はどんな自分になっているのでしょうか。
来年この日記を読み返した時にどう感じるのかが楽しみです。
いろんな意味で変化していたらいいなあと。

・・・というわけでこれからも末永くおつきあいよろしくお願いします。





8月2日(金)アコーステッィク

9月に友達のイベントにでるための打ち合わせをする。
私と、あとギタリストの友達の二人でアコースティックライブをする予定なのだ。
アコーステッィクだけのライブというのは私は初挑戦なので
非常に楽しみだ。

ただ普通のバンド形式と違って、どちらかというと曲や音のメリハリがつけにくいので
聞いている人を飽くことなく楽しませるのはかなり難しいように思う。
そこのところが課題でもある。

アコーステッィクライブで最初から最後まで完全に一人でギター一本でというのは
タミオの一人股旅と、パラダイスガラージ。
それに近い形ではポートオブノーツ、ブレスマークなどかな。プロでいうと。
インディーズならわりとあるのだがわりと少ない。

見ていて思うのは、アコーステッィクって生音に近いし音数も少ないけど
その分その人の持っているものがダイレクトにお客さんに伝わる気がする。
お客さんとの距離がバンドでやるよりも近い。だから伝わり方もストレートなのかもしれない。

見ていて飽きなく楽しめるのは、やはりその人の持っているいろんな要素を感じとれた時に
そう感じられる。
ギター一本でもいろんな歌は表現できるし、いろんな感情をのせることができる。
楽しい歌、ほんわかした歌、軽快な歌、せつない歌、ぐっとくる歌。
いろんな要素がつまっていれば、ギター一本でも全然飽きない。
だから私も私のもっているいろんな面をくみとって
曲にのせれたらいいなと思う。

そんなことを思いながら選曲の歌をきいた。
理想のライブができることを思い浮かべて(下の日記を参照)聞いた。
楽しくライブができることを願いたい。




8月1日(木)超楽観的主義

元祖シャプーズで飲み会。
メンバーは前ドラマーみよちゃん、前ギター辻井氏、みさりんの4人。
かっぱ横町にある渋い居酒屋で盃をかわす。

京都在住のみよちゃんが電車がなくなるというので先に帰った後3人で話をした
「楽観主義」の話題がとても興味深かった。
この3人、楽観的か悲観的かどちらですか?と聞かれれば悲観的思考主義者である。どちらかといえば。
私は自分のしたいことに関しては(雑貨とか音楽とか写真とか)楽観的に物事を考えるが
自分自身のこと、例えば自分が相手にどう思われているかとか
自分の内面に関することは悲観的に物事を考えてしまう傾向がある。
超例えれば相手が不機嫌だったりイライラしていたら
自分は何もしていなくても「私何かしたんかな・・?」と思ってしまったりする
しょーもないこと考えしーなのである。

超楽観的主義者から言わせれば
「考えてもどうともならないことは考えるな。考えるならいい方に考えろ。
その方がハッピーやろ?」と言うことなのだが
最近はできるだけそうしているのだが
自分が精神的に弱っている時とかはそのしょーもないこと考えしーの兆候がでる。

辻井マンも昔は精神的にかなりまいるぐらい悲観的主義者だったようである。
でも「なんで悪い方悪い方に考えてしまうんだろう?」と疑問に思い
「良い方に考えることがなぜできないんだろう?」と思ったのがきっかけで
それから物事を考えたり想像することは全部ハッピーなことを考え
ハッピーな場面を想像するようにしたらしい。
その想像する場面はできるだけ詳しく、その情景を思い浮かべる。
「あの人がこの場所で、こういう服を着ていてこういう言葉をつかって話す」など
できるだけ具体的に想像するのだ。

すると悲観的に考えていた時はやはりその「気」が悪いことをおびきよせるのか
悪い想像が本当に現実になったりしたことが何度かあったりしたそうなのだが
ハッピーなことを考えるようにしてから以前にくらべて良いことが断然起こっているように思うらしい。
やっぱりその「気」がいいことをおびきよせているのだろう。

人は思ったようにしか生きられない。
逆に言えば自分がそう思っていれば自分が思っている方向に向かっていくことができる。
思い通りにならないというのは、思いが足りない、またはその思いのための努力が足りないからだ。

だから楽しいこと、いいこと、自分がやりたいことを思っていれば
そうなっていく。
そんなことを改めて実感した。

不安になった時、怖くなったとき、負けそうになったとき、
できるだけ具体的にそれが良い方に転がってハッピーになった時のことを思い浮かべれば
きっと大丈夫。

この超楽観主義的手法はこれから大いに活用しよう。
みなさんも大いに活用してみてくださいね。