February

★FRANCE MEMO★
 パリの街にはメリーゴーランドがあちこちに出没する。
え?こんなところに?っていうぐらい、いきなり出現する。
たいてい公園の真ん中にポツンとあったりすることが多い。
この写真はフォーラムデアールというショッピングセンターの広場に
ポツンとあったもの。移動式でいろんなところを徘徊しているようだが
一体誰が移動させているのだろうか。
夜の街にメリーゴーランド。パリの夜はやっぱりステキだ。




2月19日(木)〜21日(土)ギフトショー&雑貨屋巡りの旅

1日目

東京のビックサイトで行われるギフトショーへ行く。
前から行ってみたいと思っていたギフトショー。
ギフトショーとは、1年に2回、春と秋に行われるインテリアの見本市である。
約2000社が参加する国内で一番大きな見本市。

JAM POTの初仕事!!である。
いい問屋さんやメーカーさんと出会えたらもうけもんだなーと思いながらも
ちょっとワクワク。
急遽、ギフトショーに行く!と決めたもんだから、
JAM POTの名刺を作らないと!となって
そしたら、一緒に付け合わせて写真展のDMとポストカードも作らなきゃ!となって
データを必至でつくって、やっとのことで、東京へ行く前日に印刷が仕上がった!
わーいわーい!!と出来上がった名刺を見たら
なんと、中安(私の本名・ナカヤス)のアルファベットが「Nayakasu」となっていて
ナヤカス名刺になっていたのである!
自分で作っておいて、自分の名前を間違うなんて、かなりまぬけである。

ナヤカス名刺とともに東京へ。
会場はものすごく広かった。
1日じゃ見切れないという噂は聞いていたが、本当に1日では見切れなかった。
いけどもいけども、雑貨がたくさんあって、
しかもほとんどが新商品だから初めて見る雑貨も多く、
一人テンションあがりまくる。
そして自分の知っているメーカーさんが出展してようものなら、
「うっひょー!!」と一人テンションあがりまくってしまうのだった。
しかし、風邪で昨日から声がほとんどでず、でたとしても相撲とりみたいな声なので
しゃべった相手の人に「この人、若いのに相撲とりみたいな声!」と思われるんだろうなあ・・と
ちょっと憂鬱である。
でも、「風邪ですか?のど飴よかったら!」とのど飴をくれた親切な会社の方もおられて
ちょっと嬉しいこともあったりした。

気に入ったところは、名刺を渡してカタログをもらうという仕組みになっていて
20社ぐらいカタログをもらった。
名刺交換はもっとしたように思う。
まさかこんなに名刺を渡すことになるとは思っていなかったので
最後の方は足りなくなってしまった。
フランスで仕入れた商品と、作家さんの商品と、オリジナル商品で、構成しようと思っていたので、
もしも、いいところがあったら・・というぐらいの気持ちで望んだのだが
結構、気になるところがたくさんあった。
最後の方はものすごい数のカタログと東京宿泊セットで重すぎて死にそうであった。
しかもものすごく集中してものすごい数のブースを見ているため
途中、フラフラしてきて、真ん中でぼーっと立ちつくしてしまいやばかった。
見る方もかなりの労力を使う。

そしてあっという間に閉店時間。
でも収穫はあり。
疲れ果てて、東京でお世話になる友達の“ヨ”の家に向かった。





2日目

ギフトショー、2日目。
3時ぐらいに見終わって、雑貨屋巡りへ繰り出す。
今日は吉祥寺へ。
吉祥寺でおすすめの雑貨屋さんを教えてもらい
地図をプリントアウトして巡る巡る。
吉祥寺、なかなかいいところ。

そして、今回はギフトショーがメインのため、時間的にどのくらいあくかもわからなかったので
再来週、また東京へ行くし、その時にゆっくりいろんな方と会おうと思って
東京在住の方には誰にも何も告げず東京に来たのだが
東京に行ってきまーすと私がカキコミをした掲示板を見た
phot'n rollの冨成さんが連絡をくれた。
「東京に来てるんなら、会おうぜ、ベイビー」ということで
写真展を間近に控えて忙しいのにわざわざ時間を作ってくれて会ってくれたのだ。
冨成さんのファンのあんこまんは感激であった。



冨成氏



カフェルーム、タブー


そして西荻窪の冨成邸へコーヒーを飲みにお邪魔する。
あこがれの冨成邸!
死ぬほど部屋の写真は見ているが、本物はものすごくかっこいい部屋だった。
家具はアンティークもの多しだし、雑貨もかわいいじゃないか!ステキ!
写真展のシュミレーションをするため、ミニプリントしたものを壁に貼ってミニ個展をしていた。
ここへきて、またして刺激をたらふくと受ける。
冨成さん、ありがとう!!





3日目



泊めてもらった“ヨ”と一緒に、
下北沢にあるチクテカフェへ行く。
ものすごく楽しみにしていたチクテカフェ。ランチを!と思ってお店にたどり着いたら
ものすごく並んでいた。
1時間ぐらい待ちそうだったので、あえなく断念・・・。クヤシー。
仕方なく、違うカフェでご飯を食べる。おいしかった。

昼から仕事がある“ヨ”とバイバイして
下北沢にあるJAM COVERへ。
しかし、同じ下北沢だけど、えらい遠い!
東京は行きたいお店が離れているから、巡るのがしんどい!
大阪みたいに行きたいところが密集してあったらいいのに。
なんてブツブツと唱えながら、激重セットを担いでやっとのことで辿り着く。

実は東京へ行くのは5年ぶり。相変わらずJAM COVERさんは、すごい商品量で圧倒された。
ギフトショーにオーナーさんが出展されていたので、スタッフの人はどんな人だろう・・・と見たら男の子だった。
「へー、珍しいなあ・・」と思いながら試しに東京土産を買って、ラッピングしてもらったら
とってもかわいくラッピングしてくれた。
しかも女子的ラッピング!すごいなあ。

そして自由が丘へ。
雅姫さんのインテリア雑誌をすべてもっている私は
「ハグオーワー」に一度行ってみたいとずっと思っていた。
特に行きたかったのが2号店。
雑貨も併設された2号店がオープンされるまでをドキュメンタリーに取材されていて
こだわりもたくさんあって、細部までいろいろとかわいくしてあって、
最後にできあがったお店の写真がとてもかわいかったので、とっても行きたいと思っていた。
そして、ハグオーワ2号店へ。
想像以上にかわいかった。
商品自体は少ないけど、空間とディスプレイがとてもかわいくて
そして何より什器がめちゃめちゃかわいかった。
ほとんどがアンティークの什器なんだけど、ステキすぎ。
やっぱり空間・ディスプレイって重要だなあと再び実感する。
什器も結構重要な役割を果たしているなあといろいろ参考になった。

そして、カントリーモールデポー39へ。
何かいい什器はないだろうか・・と行ってみると
上の板がホーローでできていて、その他の部分は白い木で作られているテーブルを発見。
これはかわいい!一目惚れをして購入した。

あっという間に時間がきてしまい、今回の旅は終了。
いろんなものが見れたし、とても勉強になった。
来て良かったなあ。JAM POT初仕事、無事終了した。




2月16日(月)運命の出会い




Ordinary Daysのmachiさんとお会いする。
machiさんはパンを作っておられて、JAM POTでパンを将来、置かせてもらう予定の方である。
前にも書かせてもらったことがあるが、私のフランスギフトセットを購入してもらったことが
きっかけでネットやメールでのおつきあいをずっとしていたのだが
machiさんのお住まいが関東ということがあって、まだお会いしたことがなかった。

でもmachiさんのお友達さんと二人で、パンツアーのため関西に訪れることになったので
ぜひお会いしましょう!ということになって
貴重な時間をさいてもらって、お会いした。
パンツアーとは名前のごとく、パン屋さん巡りツアーである。
お会いしたmachiさんは想像通りにほんわかした、とてもステキないい方であった。
荷物を見るとパンがいっぱい!!パンツアーは大成功だったようだ。
そして晩ご飯を食べに行く。
さすがにパンじゃないのがいいです!(笑)とのことで、堀江にある沖縄料理のポーポー屋へ。

いろんなお話をして、そして雑貨屋さんは巡れました?という話をした時に
「実は一目惚れして買ったものがあるんです!」と言ってまっさきに見せてくれたのが
なんとストラップであった。
それを見た私はびっくりした!
だって、それは私の友人であり、かつ作家をしているまゆみんが作ったストラップだったからである!
そしてまゆみんはJAM POTの雑貨部門担当である。
「そ、それはまゆみんの作ったストラップです!!」と言うと、
二人で、キャー!!と鳥肌がたった。
だってmachiさんはまゆみんのストラップの商品は知らなかったし
だいいち、まゆみんの商品がどこのお店に置いてあるかも知らなかったのである。

この運命の出会いは、以前にこの日記で書いたとがあるのだが、実は全く同じコトを私もしているのだ。
まゆみんとの運命の出会いである。
01.10.10の日記をごらんください。

私と同じコトをしているストラップ事件に
二人でびっくりしながらも、ああ同じ物が好きっていう証だなあと思うと同時に
やっぱりみんなつながっているんだなあと、しみじみ思った。
やっぱり出会うべくして出会っているんだなあと。
なんだかこうやって、いろんなところから出会いがつながっていって
本当嬉しい。そしてとてもステキなことである。

machiさんとはいろいろ話せて楽しかった!また近いうちにお会いしましょうね!



2月11日(祝)ma pommeさん




2月9日は祖母の一回忌だった。
photo2の「Family」の写真を見ると、もうあれから1年経ったんだなあ・・と
時が経つのは早いなあと改めて思う。
おばあちゃん、天国で元気に暮らしていますか?

お墓が実家だった姫路にあるので、なかなかお墓参りできないのだが
今日は、一回忌ということもあって母親と一緒にお墓参りをしに行く。
車で中国自動車道に乗ってまもなく、ものすごい渋滞に巻き込まれる!!
これは一体なんだ!!というぐらい動かない。
どうやら、宝塚でタンクローリーが横転して炎上し、大事故を起こして、不通になっていたのだ!!
結局すぐ高速からおろされるハメになるのだが、
なんと、吹田から乗って次の出口の豊中まで2時間!!
11時に家をでて、1時過ぎに着く予定がなんと姫路に着いたら4時であった。
あちょー、そりゃないぜ。

・・てなわけで、4時20分で納骨堂がしまるのに、4時に着いてしまったので、大慌てで墓参りをする。
そして今日は実は、お店JAM POTでアクセサリーを作ってくださる
ma pommeさんとお会いする約束をしていた日であった。
ma pommeさんは姫路に住んでおられる方達(2人組)なのだが
たまたまJAM POTにどこからか流れ着いて、掲示板にカキコミをしてくれたのが出会いである。
するとどうやらお住まいが、私がずっと住んでいた姫路だと知って、さらに親近感を持ち、
サイトをみると、アクセ、かわいいじゃないですか。
サイトを見たら、雑貨を置いてくれるお店募集、とあったので早速、コンタクトをとった。
そしてJAM POT にアクセを置かせてもらうことになったのだ。

もちろんサイトで知り合ったので、お会いするのははじめて。
何度こういう場面に遭遇していても、やはりはじめては緊張する。
そして想像通り、あたたかい雰囲気のステキなお二人であった。
サンプルを持ってきてもらって見せていただいた(上の写真)。
アンティークのパーツを基本として作られていて
テントウ虫やトリ、クローバーなどのパーツがとてもかわいい。
どれか一つ、お好きなのをどうぞ!と言われて
どれもかわいいのでとても悩んだあげく、一番左のネックをいただいた。
とってもうれしくって小躍りしそうだった。
写真では見えにくいが、マツボックリとテントウ虫のパーツがとてもかわいいのだ。
お買いあげの場合は、左上の小さな巾着に入れてお渡しするということで私も巾着セットでいただいた。
ネットで見るのとやっぱり実物を見るのとは違って
当たり前だが、やっぱり実物を見る方がもっとかわいかった。
ネックとブレスとあとはヘアピンやブローチなどいろいろなアクセを作っていただく予定である。
うーん。楽しみ!

ma pommeさん、よろしくお願いいたします☆





2月1日(日)什器探しの旅 その1

什器探しの旅がはじまる。
店内の内装は、壁と床を木の板にして、白くペイントするともう決めたので
その白い木の板の空間を想像して、什器を考える。
色のバランス、材質、カタチ、用途・・・・。

商品は、置き方次第、見せ方次第で、どうとでも見える。
いくらかわいい雑貨でも、薄暗い場所で乱雑に置かれていたら、
手にとって見ようとはしないし、買う気もしなくなる。
逆に、平凡な雑貨でも、かわいくコーディネイトして、ディスプレイしたら
目をひき、雑貨の持っている力以上に、かわいくステキに見えて購買欲を促す。

以前、この日記で、100円ショップについて書いたことがあった。
雑貨屋で働いていた時に、自分の店に置いている商品と同じ物が
100円ショップで置かれていたのを発見したことがあった。
100円ショップにおいてある商品は
変なデザインのラベルはそのままで、ただそのまま無秩序に陳列しているだけなので
やはり100円!という感じがするチープなものに見える。
ただの日用品という感じ。
でも同じ物でも、変なラベルははがして、
例えばナイロンの袋にいれて麻ひもで口を結ぶだけで
かわいい商品にみえて、300円!と言われれば
ああそうかと思う。
こちらは日用品ではなく、かわいい雑貨、である。

後者は手間は手間だが、でもその分、前者より高く売れれば問題なし。
商品の見せ方って重要だなあと思った。
100円ショップも、もっとかわいくディスプレイしたら、もっと売れるのに!
なんてことを日記に書いたのだが
それから月日が経ち、
ズバリ、そういう店ができた。
natural kitchenなどのかわいい100円ショップである。
商品は安いが、安く見えないようにうまくかわいくディスプレイしているなあと思う。
だから、「え?これが100円!?まじで!?」と驚き、テンションがあがって買いまくってしまう(これ、私)。

・・と少し話がそれてしまったが、なんせ空間とディスプレイによって、商品の見え方が違うということである。
なので、ディスプレイを手助けする什器も、慎重に選ばねばならない。
置く雑貨に合った什器が必要だし、什器がかわいければ、さらに商品におけるかわいさもアップするし
什器は店全体の空間をも左右する。

そして今日から什器探しの旅がはじまった。
第一弾は、川西のアイダへ。
自分もベランダで使っている白い木のペンチを什器に使いたいと前から思っていたので
そのベンチと、あとは白い木のハシゴ、リサイクルウッドのローテーブル、コレクションケースを決めてきた。
最初の買い物だったので、なんだか心臓がバクバクした。
うーん、ドキドキ。
お店をすることの実感がさらに確実なものとなった瞬間だった。
そして什器探しの旅は続く・・・・。





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