5月30日(日)遠方からのお客さん



前の会社のお友達。

前の会社の友達が遊びに来てくれた。彼はカカトを骨折して現在入院中。入院して一ヶ月目である。
本日は外出届けをだして、中崎町にあるヘアサロン「木」に髪の毛を切りにきたらしい。
この写真は変身後の図。
実はたまたまだったのだが、私も彼も「木」の同じ担当の人に髪をきってもらっている。
私が会社で働きはじめた時は、彼の仕事の事務を結構やっていたのだが、
話を聞くと、実はバンドをやっていて、実は「木」に行っていて、こんな近いところこんな共通点が!!と
びっくりしたものだった。
本日は松葉杖をつきながらJAM POTに登場。
ちなみに、写真では少しわかりにくいいけど、カカトには針金が2本つきささっています。
まさしく針金アート。
カカトのアップも撮ったのだけど、お食事中の方には悪いので遠慮しときます。

改装する前の外観を知っている彼は、改装後のJAM POTを見て、
すごいすごい!と連発してくれた。
JAM POTの場所をここに決める前の、浮田町の物件でどうするか悩んでいた時も
「あそこどう思う?」と聞いたら
次の日、仕事中見に行ってくれて(普段はこう見えてもしがないサラリーマン)
「あそこは人通りがほとんどないし、梅田からも遠いからいまいちやと思う」と意見をくれたり、
この今のJAM POTの場所が見つかって、どう思う?とまた聞いたら
またすぐ仕事中見に行ってくれて、「大きな道路に面しているしええと思う!」と言ってくれて
JAM POTのよきアドバイザーとなってくれているのだ。
今日も、これどうかしら・・・とちょっと相談してみたりして。
いつもアドバイスありがとう。

本日は松葉杖をついて奈良からやってきた。
ええ!?奈良から!?と思われそうだが
松葉杖をついてチヤホヤされることが嬉しいとのことで、
途中からやってきたお菓子担当の藤さんにも
「大丈夫ですか?」と声をかけられたら嬉しそうだった。
6人ぐらいの相部屋なのに、テレビ、DVD、ビデオ、コンポ等のAV機器は
家からフル装備で持ってきているらしく(そんな患者見たことない!)
山積みのマンガに、ノートパソコンでネットに、DVD観賞に、ヘッドホンつけて爆音で音楽鑑賞にと毎日忙しそうである。
残りの2週間も大いに入院ライフを満喫してもらいたい。

そして入れ替わり、お菓子担当の藤さんと打ち合わせ。




晩ご飯を食べに天五にあるネパール料理「カンティプール」へ。


オープンプレゼント企画の先着150名様にお渡しするmachiさんのミニゴマパンが終了したら
藤さんがマドレーヌを作ってくれるらしい。おお!ありがとうございます!!
藤さんは、はるばる京都から来て頂いて、本当感謝であります。
オープンまであと1ヶ月。よろしくお願いします!!





5月27日(木)初売れ


商品を入れて2日目。
店には大きな窓が二つあるのだが、あまりにも中が丸見えなので
商品であるカゴを置いて目隠しをしていた。
人通りのわりと多い道なので、結構いろんな人が気にしてくれるのだが、
女の人二人組が、結構長い間外から店内を見ていた。
私と目が合うと、その内の女の人がドアのところにやってきて、ドアをノックしてきた。
ドアをあけると「雑貨屋さんができるんですか?」
「はい!6月26日にオープンなんです!」と言うと、
その二人連れは知り合いかと思いきや、全然知り合いではなく
たまたま二人で店内を覗きながら、「何屋さんができるんやろね〜」と話していたらしい。
二人組は、若い女の人と少し年配の人で、若い女の人はオープンの日を聞いたら去っていったのだが、
少し年配の方は、どうやら窓に目隠し代わりで置いていたカゴがとても気に入ったらしく
「あのー、カゴ、見せてもらえませんか?」と言ってきた。
「いいですよ!」と言って、カゴをお見せすると
「あ〜いいわねえ・・・。まだオープン前なんですよねえ・・。
実は私、家が明石でめったに来られないもんで・・・。無理言って買わせてもらうことってできますか?」と言われた。
前は中崎町に住んでいたらしく、引っ越ししても2ヶ月に一回、何か習い事をされているようで、中崎町に来ているらしいのだが
そこまで言われたら、「ええ!いいですよ!」と言わせてもらって
カゴを買って頂いた。

なんと、オープン1ヶ月前にして、カゴが売れた。2800円のカゴ。
初売れである。
もう、嬉しくって、嬉しくって。

やっぱり自分が選んだ物が売れるのって、本当嬉しいし楽しい。
買ってくださった方はさっそくそのカゴに荷物を入れ替えて
そのカゴを手にかけて帰られた。
記念すべき第一号のお客さん。ありがとうございました。





前の会社の友達が遊びに来てくれた。
店内にある雑貨を見て、かわいい!これ欲しい!と言ってくれた。
ぜひぜひ買ってやってあげてください。
「あんこまん家みたいやな!」と言われた。
どうやら私の家のようらしい。
ペンキの匂いがするようで、ペンキ臭い!と言われたが
ペンキの匂いっていつになったら消えるのだろうか。
来てくれてありがとう!また遊びに来てね!





5月26日(水)アンテナ

神戸のシェブロンマートさんへ車を走らす。
一目惚れして買った什器。
医療ケースなのだが、どうしてもこれにアクセサリーを陳列したくて、フンパツして購入。
何度もお店に行っては、欲しいけど高いし、でもかわいいしで、
うーん、うーんとうなりながら、見送っていたのだが、
とうとうハラをくくって購入することにした。
きっとこのケースにいれたら、アクセがさらにかわいく見えるはず!
もうこれしかないのだ!えーい!
会計後、大阪まで送って欲しいと言ったら、送料3000円になります、と言われる。
え?3000円!?じゃあ取りに来ます!
それから3ヶ月。

車で神戸へ向かうも、往復の高速代が2400円かかることに気付く。
いや、下道でいきたいねんけど、夜にイベントに行くから早く行かなければならん!
結局ガソリン代入れたら、3000円より高くなっていて
もっとちゃんと考えて判断しないとダメだなあと反省。
手間もかかっとるし。

什器をもってかえってきて、お店にいれてみると
これまたぴったり!他の什器の色に見事にあっているじゃないか!
店の雰囲気も盛り上げてくれているじゃないか!
ええ感じの医療ケース、とうぜん外国製だと思っていたら
よくよく見たら、でかい文字で「長谷川株式会社」という名前が書かれている。
あ、日本製だったのね。
日本人もこんなかわいい医療ケース作っちゃって、なかなかやるのう。
ちょっと嬉しい。

夜は江坂ブーミンホールへ。
「アンテナ」というイベントを見に。
実は、このイベントは2回目で、1回目の時にイベントにでないかということで、シャプーズを誘ってもらったのだが
あいにく活動休止中なのでお断りしたのだが、どんなイベントだろうと見に行った。
そしたらフラワーサブマリンさんというバンドが、
めっちゃかっこよくって、大ファンになったのである。
CDもらってかなりのヘビーローテーション。
で、今回のアンテナ二回目にもフラワーサブマリンさんがでるというので、
楽しみにして見に行った。

そして今回のイベントで、お二組の方と集結することになっていた。
nabeさんunit trocheさん


nabeさんとunit trocheさん。
ごめん、ぶれちゃった。これだから、軽いデジカメはいかん!(デジカメのせいにしてみた)


ふたりとも絵を描かれていて、nabeさんとはunit trocheさんとはイラストサイトつながり。
nabeさんと私はヤツタニさん経由の写真つながり(ヤツタニさんのモデルさん)。
unit trocheさんとは私は音楽つながり(二人ともバンドをしていて聞く音楽が似ている)。
そしてこの3人はなぜかフラワーサブマリンさんのファンだった!という、なんともすごいつながりである。
会場に行くと、「あ!」と思った。




unit trocheさんが描いた絵が、会場に!

このアンテナというイベントは、前回も音楽と映像がコラボってて
転換の時も、映像とBGMがええ具合に流れていたのだけど、
今回はそれプラス、イラストもコラボっていた。




月食みたい。回るミラーボール。


そしてフラワーサブマリンさんのライブは、やっぱかっこよかった。
女の子がボーカルなんだけど、ギターの男の子も歌う。
あえて言えば、くるり、キセル、トルネード竜巻をたして3で割った感じ。
今レコーディング中とのことで、CDができたらお店で置かせてもらいたいなあと思う。

unit trocheさんは9月の後半からJAM POTギャラリーで個展をしていただくことになりました。
詳しくは後日掲載します。
そんなわけで、いいイベントに行って、刺激を受けて帰ってきました。
やっぱり吸収したり刺激を受けに行くことも大事だね。






5月25日(火)内装工事終了

今日でやっと内装工事が完了。
昨日ドタバタで塗った床のペンキもなんとか乾き、
午前中に大量の商品と什器が届く。
什器の組み立てを行って、午後になりNTTの工事と電気工事を開始。
電気工事は照明をたくさん使うためかなり時間がかかり、
終わったのが18時頃。
そっから商品をとりあえずダンボール箱からあけて店内に入れていく。
そして21時にようやっと終了。
お手伝いのヤツタニさんもぐったり。どうもありがとう。

内装ができあがったお店は、自分のイメージ通りの仕上がりになりました!
嬉しいです。
そしてここからが私の出番。
明日から値付けと陳列を開始したいところなんだけど
まだ神戸のお店に什器をとりにいかんとあかんかったり、
買ってきた照明が不良品で、交換しにいかんとあかんかったり
明日は神戸・大阪を走り回らねば。

中崎町のカフェ「カヌトン」さんと手作り雑貨の「nooktour」さんのオーナーさんが
帰りしな、お店を覗きに来てくれた。ありがとうございます。
中崎町っていろんな人が見に来てくれたり、声をかけてくれたり
本当いい街だなあとつくづく思うのでした。

あしたもがんばるぞ。






5月24日(月)テントとクロス張り&打ち合わせ




今日はテントとクロス張り。
テントにJAM POTという文字が!感動である。
今日は午前中に来客3名。
出勤前に
りえぞうが。そして前に働いていた会社の女の子。彼女は夕方にも来て写真を撮ってくれた。
そして、中崎町のヘアサロン「木」のスタッフ。

あと近所の通りがかりのおばちゃんによく話かけられる。
中でヤツタニさんに写真を撮ってもらっていたら
「ここは床も壁も真っ白やけど撮影スタジオになるの?」「JAM POTってどういう意味なんやろ?」などと、
いろいろ言っている。
おっちゃんや、若い女の子にも「ここは何のお店になるんですか?」とよく聞かれる。
結構人通りがあるなあと、声をかけてもらえることがとても嬉しい。

床のペンキがちょっとまだらになっていたので、ペンキを塗り直してもらった。
「明日商品と什器が届くんです!!」と言ってなんとか夕方の5時に来てもらったのだが
職人さん5名、テンヤワンヤして、ニスをいったんはがして、塗り直し。
緊張する。なんとか2時間で終了。明日の朝までに乾くだろうか・・・。

夜は中崎町のカフェ「太陽の塔」にて、くるみボタンの作家さんと打ち合わせ。




カモメのくるみぼたん、拡大図

試作品をちょこっとみせてもらう。うう。かわいい。
この作家さんは、本当刺繍がめちゃめちゃ細かい。
ちなみに上の写真は3倍ぐらいにしている写真である。
雑貨屋さんで見る、どのくるみぼたんの作家さんよりも、きっちりしていて細かい刺繍だ。
くるみぼたん界の中ではダントツなのでは!と思うのだが
そう私が話すと
「いやーもっと刺繍がすごい人いますよ〜。
こないだ装苑に載っていた刺繍の作品がすごくて触発されました」とのこと。
そして触発されて作り出したというま試作品のかばんをみせてもらったら、これまた刺繍がすごかった。職人技であった。



クラゲの刺繍。すごい!


くるみボタンを使った、ブローチとヘアゴムなどを作られる予定。
お楽しみに!







5月23日(日)ソーイングギャラリー


ソーイングテーブルのジャガイモトースト


写真と言葉とカバン展である「光の向こうがわ」を見にソーイングギャラリーへ。
写真と言葉が
Nawoさん、カバンがカバン作家のNanaeさん。
Nawoさんとはこないだの私の写真展に来てくださって初めてお会いしたのだけど
その時にソーイングギャラリーで展示をするというのを聞いて、楽しみにしていた。

展示はカバンはもちろん、そのカバンを作っているNanaeさんがモデルとなって
自分が作ったカバンを持っているシーンを写真に撮っていた。
そして「光の向こうがわ」というタイトル通り、光がすごくキレイな写真ばかりで
とてもステキな展示であった。
壁面の展示以外にも、アルバムなどいっぱいあって、見所満載。
刺激を受けて帰ってきたのだった。

そしてまたしてもここで出会いが!
まず星ヶ丘洋裁学校の看板の所で、偶然にも
アヤさんに会う。
同じ日にちに同じ時間にばったり会うって、やっぱりすごい。
そしてギャラリーに着くと、NawoさんとNawoさんのお友達さんが話をしていたのだが
そのお友達さんが「私の友達の友達が中崎町でお店を開くらしい」という話をNawoさんにしたところ
「え?もしかしてそれってJAM POT?本人いますよ!!」ということになって
なんと
モモさんと友達で、びっくり!しかもNawoさんにつながっているではないか!

そして最近知り合った(でもまだお会いしたことがない)、大正で
CHURA CUBEというギャラリーを
もうすぐオープンされるはるかさんという方も、Nawoさんとお友達で
しかも私が来るちょっと前まで来ていたとのこと。
一体どこまでつながっているのだ。
こうやってみんながドンドンつながっていけばおもしろいのに。
CHURA CUBEさんは、病院内にあるギャラリーで自分たちの手で今、改装されているところなんですが、
6月7日にオープンとのことで、とても興味あるところなので、オープンしたら行ってみようと思います。
そんなこんなで、今日も収穫あり。
そして知り合った方に、JAM POTのチラシも配って営業してきたのでした。

帰りにJAM POTのお店へ行ってみる。
もうペンキは塗り終わり、だいたい乾いたみたいだったので
中に入ってみた。




中はこんな感じです。


明日は、天井のクロス張りと、テント張りと、ガラス入れ。
9時集合。
早起きがんばらなくっちゃ。






5月22日(土)奥田さん



ライブ帰りに中崎町のカフェ「Lights」さんにて。
持っているのはツアーパンフのDVDである。
今はツアーパンフもDVDなんですってよ、奥さん。
しかし、このDVDめちゃめちゃおもしろい。下手な映画よりプロモよりおもしろいのだ。


今日はZEPP OSAKAで奥田さんのライブ。
ソロ10周年記念ライブだ。
私は、ユニコーン時代から正確にゆうとリアルタイムでセカンドアルバムから
さらにゆうと中学2年生からファンなのである。
ファン歴16年!!すごい。
青春時代、特に高校生の時はウニコーンというコピーパンド(しかもギャルバン)
を結成するぐらい、はまっていた。
当時は卒業式の予行演習をさぼって、武道館(!)までライブに行ったり
まあなんと、はっちゃけなことをしていたのだが
解散してからというもの、私も次第に歳をとり
そこまでの熱は冷めていったものの、
でもやはり純粋に奥田さんの歌と曲が好きなので、毎年欠かさずツアーで大阪に来たときはライブに行っている。

うちのバンドのページのメンバー紹介のところに質問リストが載っているのだが、
「あなたの最終的な夢はなんですか?」との質問にうちのギターは
「ずーっと自己表現していたい。死ぬまで。」
と、書いている。
これを読んで、「ああ。それを成し遂げられたら、どんなにステキだろう。
私の夢も結局はそこに繋がるわ・・・」と心を打たれた。
きっと、物を作り出す人はみんなそうなんじゃないかなと思う。
そしてそれプラス自分の自己表現に誰かが共感してくれたり、なにかを感じてくれたりしたら
本当、幸せだなあと思う。

16年も、毎年欠かさず行っているライブ。
逆に言えば、彼は16年も音楽活動を続けているのである。
きっとこの先もずっと続いていくのであろう。
もちろん音楽活動を何年もずっと続けている人もたくさんいるが
その中でも、世にでて変わらず続けている。
すごい。
一体何歳まで続けていくのだろう。
この人は死ぬまで自己表現を続けていくのだろうか。きっとそうなのだろう。
本当にやり遂げていっている人をこの目で追って見ていきたいのである。
だから、私はもちろん歌も好きだが、その格好いい生き方を見たいというのも、
毎年欠かさずにライブにいく理由の一つなのかもしれない。

10周年記念ライブとあって、今までの曲をいろいろとやっていたのだが、
私の中で10年といえば、かなりいろいろあった。
曲とともに、ああこの曲をライブで聞いていたころは、あんなことしてたなあ・・とか
とても懐かしくなる。
そして、ソロになってすぐの曲。
奥田氏が29歳の時の曲。
そうか、私の今の歳の時に、この曲をしていたのかあ。
自分と比べると、自分はまだまだだなあーと思う。
うちのギターもちなみに奥田ファンなのだが
彼も奥田氏よりいくつか歳が下で
やっぱり尊敬している人の歳を自分と比較してしまうと言っていた。
私と同じ事をどうやら思うようだ。

もちろん、人は人。自分は自分、なのだが
やっぱり自分の好きな人、尊敬する人が、自分と同じ歳の時に何をやっていたのか、というのは気になるものだ。
そして自分と比べてみて、もっとがんばらなければ!とカツをいれさせられるのだった。

毎年同じように同じ人のライブに行っているが、
自分がやっていることは変化していっている。
大学生であったり、
クリスマスで接客に忙しい中、早番で終わらせてもらって駆けつけてライブに行ったり
こうやって、お店の準備中にライブに行ったり。
今度はお店をしながらライブに行くということになるのであろう。
次に見に行く自分がどういう状況になっているか、楽しみである。
それが続くようにがんばっていこう。







5月20日(木)1枚のポストカード


写真展で作ったポストカードセットのうち1枚


お店のDMをただいま制作中。
自宅でDMに使う写真を撮影して、プリントしてスキャナで取り込み
データ作成完了。
あとは付け合わせて販売用のポストカードも作るのだ。
今回作るポストカードは8種類。
今まで私が撮った写真を使って作ります。
しかし、うちにはフィルムスキャナがない!
普通のスキャナしかないので、L判のプリントをスキャンしてデータ化するしかないのだが
L判のプリントは、トリミングされていて左右が切れている。
しかも、縁ナシのポストカードにすると塗り足しがいるので
さらに左右が切れてしまう。
なので、実際自分がファインダーを覗いて構図をちゃんと決めて撮っていても
ポストカードにすると大きく左右が切れてしまうのだ。
それは納得できんので、やはりノートリミングでデータ化したいところ。
そこから塗り足しをとっても3ミリぐらいだから、まあそんな問題はない。
フィルムスキャナがあれば、だいたいノートリミングでデータ化できるのだけど、
持ってないのはしょうがないので、プロラボに持っていってスキャンしてもらうことに。
あとは、自分で色調整をしよう。
やっぱりやるからには納得のいくものを作りたい。

先日おこなったCOUPLESの写真展の時に、来てくださった方に
COUPLESのポストカード5枚セットをプレゼントしたのだが
そのポストカードを、誰かがお友達の誕生日にメッセージを書いて郵便に出したらしい。
そしてそのお友達さんが写真展に来てくれていた。
“「お誕生日おめでとう。これからもよろしくね!」というメッセージと
二人が仲良く映っている写真のポストカード。
それがとても嬉しくて、これもプレゼントだと思って、今日ここに来ました”
感想ノートにそのポストカードを受け取ったお友達さんが書いてくれていた。
きっとカードの裏に書いてあった、JAM POTのサイトを見て、写真展のことを知って見に来てくれたのだろう。
もちろん私は送ってくれた方も受け取られた方も両方、知らない方なのだが
こうやって1枚のポストカードが、誰かの手に渡り、そしてさらに誰かのもとへと届く。
メッセージをのせて。
自分のポストカードがそうやって、誰かの手に届くというのは、嬉しいことだし、
そしてそれを受け取ってくれた方が喜んでくれたというのは、本当嬉しい。
ポストカードを作ってよかったなあと思ったと同時に
もらった人が温かくなるようなカードをもっともっと作りたいなあと思った。

写真展のDMも、その一枚のハガキをどこかのお店でもらって来てくれて、
そこから出会いが始まったりというのも多々あった。
DMは、出会いを作ってくれて、ポストカードは、誰かの思いを伝えてくれて。
ハガキとはステキなものだなあと改めて思ったのだった。
いいポストカードが作れるとよいなあ。







5月18(火)小事件発生

 
中崎町のカフェ「パラボラ」さんにて。
しかし、こう中崎町のカフェがありまくると、毎日カフェでランチをしてしまって
破産してしまいそうである。



大家さんとの契約書に書いてあった、お店の住所の番地。
大阪市北区中崎3−2−1。
それを信じてJAM POTの名刺もその住所で作ったのだが、
隣のお好み焼き屋さんに、よろしくお願いします!と名刺を渡したら
「あれ?住所が違ってますよ?うちもそうなんですけど、ここは3−2−31のはずだと思うんですが・・・。」
「え!!?でも契約書にはその番地を書いてあったんですけど・・・」
と言って、自分のお店のところに戻って見てみると、何で気が付かなかったんだろうか。
住所表示に3−2−31と書いてあった。
ガーン。
大家さんは2階建ての家に住んでいるのだが、
1階の一部を改装して店舗として貸しており、
大家さんの家の住所は3−2−1。
同じ家だから、3−2−1じゃないのかしら・・・とやはり大家さん。
そこで区役所に行って確かめてみると、
同じ家でも入り口の方向で番地が変わるらしい。
ちょうどJAM POT は角の家なのだが、大家さんの家と同じ側に入り口があったら3−2−1
お好み焼き屋さんと同じ側に入り口があったら3−2−31になるらしい。
同じ家でも、入り口の方向で番地が違うなんて・・・。
・・というわけでまた名刺を作り直さなければ!
といっても、どうせナヤカス名刺なんで、まあいいか。
でも商品や什器を25日着でお店に届くようにお願いしているから
その住所も変更しておかなければ!
慌てて、各担当者に電話する。
「あ、あの住所の番地がまちがえていて・・・、す、すみません。変更してください」
自分の店の番地を間違えるとは!この人大丈夫かね?と思われているのだろうが
これには深いわけがあって・・といちいち説明したいところだが、
話すとややこしいので、断念する。

そして、とある仕入れ先さん。
什器を4つ注文し、25日着で届くよう手配していた。
3月に注文していたのだけど、4月に入って、
「輸入商品のため出荷が遅れています。
5月の中旬ぐらいには入荷する予定です。
また詳細が分かりましたら、ご連絡差し上げます。」という文書が届いた。
それからしばらく音沙汰がなかったので、
入荷はいつになりましたか?とファックスを送ったのに返信がこない。
うーん。
それで電話をすると、「ファックスを先日送ったんですが、入荷はだいたいいつぐらいになりますか?」
と聞くと、そんなファックスは受け取っていないとのこと(←うそつけー)。
しかも「その商品は、大幅に遅れておりまして8月ぐらいに入荷する予定です」
うわっちゃー。まじすか?おいおい、連絡してくれよー。
新規の客だからって邪険にしてるのね。ふーんだ。いいもんねー。
・・・というわけで、急遽同じ商品を扱っていたマディに電話すると
取り扱っている店舗を全部調べてくれて、
「すみません、ゴールデンウィーク前に最後の一つが売り切れてしまったようなんです・・」とのこと。
ガーン。ああ!!あの5段になっているリサイクルウッドの棚がもうぴったりだったのに!!
しかも、全部寸法も測って床もそれに合わせてカットしたのに!!
でもマディの店員さんは、すばらしい対応で気持ちがよかったので
さすが!マディ!と感心しながら
急遽、替わりの什器を探す。
なんとか替わりになる什器の手配ができた!
あー。よかった。しかし一瞬青ざめたよ・・。

そんな感じで問題が解決しては、新たな問題がでて、
また解決しては、新たな問題が・・・の繰り返しで、
お店するのって大変なのね・・と実感を噛みしめる。
でも、問題が発生した時は「うわっちゃー!!」となるけど
それを上手く対処できたら、やはり嬉しい。
仕事ってそういうもんなんだろうなあ。

これからもいろんな問題に立ち向かっていくぞ。えいえいおー。






5月17日(月)大工工事終了&照明選び

今日で内装の大工工事が終了!
壁(中と外両方)と床に木の板を貼って、天井はベニヤ板を貼り、
入り口とトイレのドアも木で作って、外の溝に置く板も木で作る。
これがたったの2日半で終了。早いもんだなあ。
さすが大工さんである。

あとはあさってからこの上にペンキを塗っていって、
月曜日にガラスを入れ、天井にクロス貼り、外のテントも貼り直す。
最後の火曜日に電気工事が来て終了。
うまくいくかな?

その合間に照明やクロスのカタログを見ながら
どれを使うか決めていくわけですが
普段、日常で使っているものをちゃんとカタログで見ると
「へえー、こんなんあるんやー」とか「これってこんなに高いんやなー」とか
びっくりすることがいっぱい。
特に照明のカタログには発見がいっぱいありました。
スポットライトだけで何十種類とあって、その中に入れる電球にもいっぱい種類があって
中に入れるミラー(光を反射させるもので、どのくらいの幅で光を当てるかというのを決めるもの)も
いっぱい種類があって。その何百通りとある中から、適したものを選んでいきます。
しかし、種類がありすぎて悩んだ、悩んだ。
しかも片方は雑貨にスポットをあてて
片方ではギャラリー用で写真などにスポットをあてるし。
どういうのがいいんだろう!?と
ヤツタニさんと相談しながら、写真の専門誌を引っ張り出してきて
写真は褪色面から考えて、壁から1メートル離したところにレールを設置するのが望ましい
ということがわかり、じゃあ1メートルだから、壁に当てるとどの角度になって・・・。
じゃあミラーはこの角度がいいのかなあ・・とあれこれ考えたり。

スポットライトのところを読んでいて発見したことは
お店でよく用いられるスポットライトは、実はわかりにくいけど
そのミラーに色が付いていて、光に色をつけさせ、
パンや惣菜用にはこのライトの色、鮮魚にはこのライトの色っていう感じで
ライトの色も当てるものによって細かく分かれていること。
これには驚いた。
しかも、そうでないライトと、指定されたライトでは、
全然食品の見え方が違って、指定されたライトだとすごくおいしく見えるのだった。
他にも例えば、化粧室の鏡にあたる光はこのぐらいの分量で、この角度から当てるとか
美容院なら、鏡にキレイに顔が見えるようにここから光を当てたらよいかとか、
キレイにみえるように光を当てる、いろんな決まりごとがたくさんあってビックリ。
普段、なにげに使っていた照明も、実はこんなに計算されていたのかーと思うと
照明一個もあなどれないなーと思うのでした。




部屋の中。まさしく「木」である。


外観。真ん中の棒はシャッターを閉める時に使う棒で
はずれるしくみになっています。


あさってからのペンキ塗り。
・・ということはこの木目がでているのも、あさってまでの命。
あさってからは、白くキラキラ輝いて、
中崎町内で一番眩しい場所になっていることでしょう。







5月16日(日) チェコアニメとチェコ雑貨


 
チェコ同好会のお二人 (左)ヤツタニマンと(右)チェブラーシカちゃん(困った顔が似ている)


 
映画の前に腹ごしらえ。
(左)自分で焼くたこ焼き。具が破裂していることは気にしない、気にしない。
(右)うちらのお好み焼き。毎度の事だが、お好み焼きの上にマヨネーズで絵や文字を書く。これ日本人の常識。


今日は十三の第七芸術劇場にチェコの映画を見に行ってきました。
マルティン・シュリークという監督の「ガーデン」という映画です。
チェコの映画はあまり日本に入ってこないらしく
今回の上映は結構貴重だとか。
3本上映なんですが、全部入れ替え制。
なので、一番有名で評価された「ガーデン」だけを見ることに。

チェコという国はフランスの次に興味のある国で、
フランス以外で一番行きたい国は、今のところ、チェコなのです。
北欧とかも行ってみたいんだけど、チェコの方が一体どんなところなのか!!と興味津々なのです。

以前にチェコアニメにはまっているという日記を何回か書いたことがありますが
チェコアニメは、クレイアニメが盛んなんですが、
一つ一つ動かしてコマ撮りしていっているのに
ものすごく動きが美しくて、一体このシーンを撮るだけでどんだけの時間を費やしているんだろう・・と
考えると気の遠くなるぐらい、きれいな映像で、そしてとても幻想的。
今まで見たことのない、斬新な映像なのです。
なぜにこの国はこのような芸術が生まれたのか?
それは社会主義国家により、表現を制圧され
その制圧された環境下で生まれた作品は逆に、発想力に富み、ものすごく幻想的な
こんなの見たことない!!という作品を生みだしているようです。

中でもヤン・ジュバンクマイエルは、クレイアニメだけでなく、切り絵、人形劇、映像など
すべてのジャンルにおいてすばらしく、
そして実写とアニメとを一体化させた映画「アリス」は
とんでもなくスバラシイ作品なのであります。
文字通り不思議の国のアリスの物語を引用しているのですが
これほどまでに不思議の国は見たことがない!!というぐらいすごいです。
ご覧になられていない方は、品揃えの豊富なツタヤに行って、借りて見ましょう!!
きっとギャフン!!となるはずです。
腰抜けます。

今回私が見た「ガーデン」というチェコの映画は、話の内容自体はわかりにくかったものの
やはり映像はキレイでした。
独特の空気が流れていて、やっぱりこういう空気感の映画って見たことないなあ・・と
思わされるのでした。

谷町六丁目の惣の2階にあった「NADEDA」という雑貨屋さん。
チェコで買い付けに行った雑貨を売っているお店で
そこでチェコ雑貨をチョコチョコ購入していたのですが
見る雑貨が全部新鮮で、かわいくて。
残念ながら、オーナーさんが放浪の旅に出る!とのことで
お店は今年の初めで閉店されたんですが
たまたま行ったときに、買い付けに行ったときに撮ったデジカメの写真を見せてもらって
その写真に映っている物がとてもキレイで、
ああ、行ってみたいな〜と思いは深まったのでした。。

ショップダイアリーなのに、お店と全然関係ないじゃないか!
ごめんなさい。
いつか(遠い将来)チェコに行って、チェコでも買い付けしてみたいなあ〜なんて
思って書いてみました。
アートが好きな方は、ぜひヤン・シュバンクマイエルをご家庭に1本!!







5月14日(金) 展示会

今日は、仕入れ先の秋冬モノの展示会へ。
もう秋冬用である。
お店をはじめる前から、もう先の事を考えて秋冬用を注文しないといけない。
うーん、難しい・・・・。
クリスマス雑貨も注文しないといけない。
うーん、うーん。
しかもリピートがほとんどきかないとのことなので、
もう、今注文した分のみで終了となる。売れてしまえば終わりなのだ。
だからといって、数を多く取りすぎても
季節もんなんで、在庫になってしまうし、少なすぎてもだめだし。
うーん、うーん。

展示会場にはマフラーや帽子や靴下などのかわいい防寒雑貨が。
たくさん展開している商品から、商品を選ぶ。
それもまた大変である。
売れるのはどれかとか、売れ筋のことは考えず、
自分が欲しいと思うものだけを選ぶ。
もうそれだけを頼りに選ぶのだった。

展示会が終わって、またその足で、中崎町のJAM POTへ。
上に貼ってあったテントがとられて、上に上がり
床も壁も天井も木の板が張られていた。
あとは土曜日に建具をこしらえてきて
月曜日にガラスをいれていくらしい。
5人で作業しているのだが、
工事のスピードはかなり早い。
当たり前だが、ちょっちょっと壁の寸法を測って、
それにぴたっとはまるように、木の板を切っていく作業がべらぼう早い。
サーっと線を引いて、サーッとまっすぐに切っていく。
で、ピタっと合うのである。
私がやったら、まず線を引くだけで、えっと何?だから・・ってやって、時間がかかって
で、切る段階で、何度もミスルだろう。
あ!1ミリずれとった!とか。
職人さんってすごいなあと改めて、思うのであった。

頼りにしてますぜ、大工さん!






5月13日(木) 打ち合わせその2&工事開始


 
Hina Houseさんの編み物雑貨


今日は編み物雑貨を作ってくださるHina Houseさんにお会いしに
枚方市の光善寺へ。
Hina House さんは自宅で自作の雑貨や、他の作家さんの商品を扱ったお店をしているとのことなので、
そのお店へお邪魔する。

しかし、今日はものすごい雨である。
地図を片手にご自宅へと向かうも、やはり方向音痴の私は
途中でわからなくなってしまい、結局向かえに来ていただいた。

Hina Houseさんともお会いするのはハジマシテである。
Hina Houseさんも、サイトを見て、ご応募していただいた。
実際に作品を見せていただきながら、1時間半ぐらい話をする。
みなさん、本当会ったことないけど、みんな想像通りの方で、いい方ばかりだ。
もうこれは100発100中である。
やっぱり、作るモノがその人を表しているのだろう。
その作るモノからでてきている雰囲気が、やはりそのまま人柄にも現れているような気がする。

そして夕方から中崎町のJAM POTへ。
実は今日から内装工事開始なのである。
おお!やってるやってる!
床に木の板を張り終えて、今度は壁に木の板を張っていた。
床と壁は木の板を張って、白くペイント。
天井は白いクロス。
外も木で少し覆って、白くペイント。
大きな透明の窓。木のドア。
JAM POT はまさしく、ナチュラルテイストに仕上げる予定である。



 
(左)正面の部分  (右)入って右側の壁


以前、ちょこっとインテリアのスタイリストアシスタントをしていた時に
千趣会の撮影は、どっかの山奥にあるスタジオを借りていつも撮影していたのだが、
まあよく千趣会のカタログに載っているので、ご存じの方も多いと思うが、
壁も床も木の板で白くペイントしてある内装で、
そこに何を置いても(アル程度かわいいものだが)商品が映えてかわいく見えるのである。
まあ商品が映えて見えるように、そういうスタジオで撮影するんであろうが
もうそのスタジオに行った時に、
「これだ!自分がお店するときはこれにしよう!」と思ったのだった。

内装の案を父親に話し、床と壁を木の板で張って、まではよかったのだが
壁と床は白くペイントしたい、というとすぐさま反対された。
「そんなもん、土足で床歩くのに、すぐペンキがはがれて汚くなるからやめとけ!」
「いやや!もうそうするって前から決めとるんや!はげたらはげたで、それも味となってええねん!」
かなりの討論が続き、結局断固として曲げない私に、父親が折れた。

・・てなわけで、今のところ、そういう段取りですすめているのだが
JAM POTは理想通りに仕上がるのだろうか・・・。
ドキドキする。大工のみなさん、がんばってください!





5月12日(火) 打ち合わせ その1



FLOWER CAFE さんのお菓子


ひなたさんでお菓子を置いておられるお菓子作家のFLOWER CAFE さんとハジメマシテの打ち合わせ。
FLOWER CAFE さんは写真展に来てくださって
そしてサイトも見てくださって、でこのショップダイアリーを読んでくださって
JAM POTに興味を持ってくださって、
お菓子の作家さんの募集は締め切っていたのだが
何か参加させてください!とメールを頂いた。
そこまで言ってくださるなんて・・・ということで、では一度お会いして
試食させてください!ということで、お会いすることに。
今日お会いするということなのに、昨日ひなたさんに行ったときに
FLOWER CAFE さんのお菓子があったので
見ていたら思わず食べてみたくなって、2個ほど買って帰ったのだが
家で食べたらとてもおいしかった。

そして、ハジメマシテ。
FLOWER CAFEさんも、とても話しやすい方で、いろいろとお話をした。
将来カフェをしたいということらしく、
そのために、いろんなことをされていて
そのパワーと活動ぶりに圧倒された。
おお!!すごい!!
きっとこの方なら、絶対2年後にはカフェを開いているだろう、と確信できるぐらい
夢に向かって着実と進んでいるその姿に、刺激を受けたのであった。
まず今年の目標が、カフェをするまでに3軒のお店で自分のお菓子を販売するというのが目標だったらしく
まず1軒目がひなたさん、で2軒目に選んでくれたのがJAM POTだった。
カフェをはじめてからも、この活動は続けていきたいと思います!と言われて
パンをされているmachiさんにも同じ事を言ってもらったことを思い出す。
そういってもらえることって、本当嬉しい。

他の作家さんもそうだが、
まだできていないJAM POTに興味を持って、参加してくれるって
本当すごいことだなあと思う。
だって普通、お店ができてみて、商品や空間とか見て
自分が好きなお店かどうか確認してから、コンタクトをとるのが常である。
なのに、なのに!
お菓子の藤さんなんか、募集のお知らせをサイトに出して
もう次の日ぐらいに、メールくれましたから・・・。
もう本当作家さんには大感謝です。

FLOWER CAFEさんには販売用のお菓子を作っていただくことになりました。
ではでは、よろしくお願いします!







5月11日(月)挨拶回り

今日は久々の外出。
谷町六丁目にある
ひなたさんで行われている雑貨市を見に行くのだ。
この雑貨市には、JAM POTでお世話になる作家さん2人が出展されていて
明日打ち合わせするお菓子の作家さんも出展されているので
その作品を見に行くというのが目的であるが、
それ以外にも、ひなたのオーナーさんにご挨拶に行くと言う目的もあった。

私がこないだ写真展をした時に、写真展のDMをお友達がひなたさんに持っていってくれたのだが、
DMを快く置いてくだり、それからお礼をしにいこうとずっと思っていて行けずじまいだったのである。
ひなたさんには何度かお邪魔しているが、そのときは一人のお客として行っていたので
オーナーさんとはお話はしたことがなかった。
いろんな方から、ひなたのオーナーさんは、話しやすくて、よい方ですよ〜と噂に聞いていたので
楽しみにして訪れた。

「はじめまして、あんこです!」と言ってひなたさんに訪れると
いろんな方から私の話を聞いていたらしく
よくお名前は聞いてました〜と言ってくださって
私のサイトも見てくださったことがあって、ちょっと嬉しかった。
いろいろとお話させてもらって、6月末にお店を開くことについて
お店のアドバイスをしてもらったり、いろいろとタメになることを教えてくださったり
なんか、お店の相談役のように、親切にいろいろとお話してくださった。
噂通りのステキな方であった。
またお店のDMができたら置かせてくれるとのことで、本当ありがたい。

そして、お次は惣にある
クーデリーカフェさんへ。
ここも写真展のDMを置いてくださっていたのに、オーナーさんに挨拶できじまいだったので、
お茶&挨拶をしに。
ひなたのオーナーさんは私より一つ下だったのだが、
クーデリーカフェのオーナーさんは私と同い年で、
自分と近い年齢の方がお店をされていると、本当うれしくなる。
そしてクーデリーカフェさんは、なんと私と、ある共通点があって
その共通点が、またうれしかったのである。
これまたいろいろとお話させてもらって、
またお店のお話も聞けたりして、参考になった。
ありがとうございます!オープンサンドもおいしかったです!!

そして、次は所変わって北堀江にあるシャムアさんへ。
これまたシャムアさんは、フランスの旅で大いにお世話になったのでお礼をしに。
今日は本当挨拶回りデーである。
またいろいろとお話させてもらって、
UZURAさんのポシェットを買って帰った。
オーナーさんに「あ!領収書、書いておきましょうか?お店の名前書かれます?やっぱり経費でおとしておかないとね〜」
などと言われて、ちょっと照れました。
いやはや。

その後は、堀江の雑貨屋をぶらりと見て帰って終了。
お3方とも本当いい方で、嬉しくなりました。
やっぱりオーナーさんの人柄がお店にもでてますね。ステキです。
今日はパワーをもらった一日でした。







5月3日(月) 値付けっ子


 
太陽の塔にて


フランスに一緒に行っていたまゆみんと1週間ぶりに会う。
中崎町のカフェ、太陽の塔で。
お互いのフランス写真を見せ合って、
「ああ〜よかったなあ〜」としみじみ。
まゆみんはフランスに行く前より行った後の方が、
フランス中毒になって、暇があってはフランスの写真を眺めてぼーっとしているとか。

でもぼーっとしているといいつつ、ちゃんと仕事はしており
もうフランスフォトカードセットの試作品を作っていて見せてくれた。
「おお!!かわいいやん!!」と大興奮。
さすがまゆみんである。
JAM POTでもまゆみんのこのフランスフォトカードセットは置こう!と話をし、
私もフランスフォトカードセットは作る予定なので、
お互いのフランス写真が見れるようになることでしょう。

私はというと、フランスで買ってきた商品をチマチマとずっと値付け作業しており
このゴールデンウィークは値付け作業のみばかりをしていた。
しかし、部屋はダンボールでいっぱいで、足の踏み場もなく、
ごはんを食べるテーブルもいろんなもので埋まっており、
そのいろんなものに埋まった中で、ご飯を食べるという日々。
部屋が荒れていることにかなりのストレスを感じる。
でももうこればかりはどうにもならないので、あきらめた。
ああ・・。キチンとした生活がしたい・・・。でも仕方ない・・。

値付け作業は結構好きな方である。
一つ、一つ商品を見ながら、これどうやったらさらにかわいく見えるやろか・・。
と思いながら、袋に入れ直したり、包み直したり、
あれこれ試行錯誤しながら、かわいい包み方を考えて値付けをする。
また、これって単品じゃちょっと売りずらいかも・・・というものは
何かと組み合わせてラッピングしてみたり。
こういうのを考えるのは異常に楽しい。
しかし、ああでもない、こうでもないと時間をかけてやっているから作業が遅い。
やってもやっても終わらないのだ。
しまいには、これを入れるちょうどいいカゴがないなあ・・
自分で作ってみたろ!
とやりだしたら、ドツボで、値付け作業ほったらかして
ああでもない、こうでもないとカゴ制作に奮闘。
いっこうに進まない。

今度フランスに買い付けに行ったときは、この作業をお店をしながらせなあかんのんやなあ・・と
思うと、もっとチャッチャとやるクセをつけとかんとあかんなあ・・とも思うのだが。
能率よく値付け作業、がんばるぞー。







5月1日(土)雑貨とディスプレイ



工事前の店舗内。変なベニヤ板でいっぱいだ。


今日から、店舗の契約が開始。
大家さんに鍵をもらって、とうとうJAM POTの開始である。
今はベニヤ板が壁を埋め尽くしているが、
壁と床は木の板をはって、白くペイントする予定。
一体、この空間がどう変貌を遂げるのであろうか。
自分でも楽しみである。
この空間が、本当に自分のお店になるのだろうか?
今の空間を見ていても、やはりなんだかまだウソのようだ。



 
モダン焼き


ヤツタニさんと一緒に帰りに隣のお好み焼き屋さんの是空さんへ。
隣でお店をすることになった者です!と挨拶。
是空さんはご夫婦でされていて、とても感じのいい方である。
お好み焼きもおいしかった。
これからよくお邪魔しに行くことになるであろう。
よろしくお願いします!




店内の見取り図。ドアなどはこれとはまた違って工事される。


店内の見取り図に、シュミレーシュンをした。
什器を配置して、どの什器にどの商品を置くか、
何段目の棚に何をどうやって置くか。
フランスで買ってきた商品のリスト表を見ながら
すべての商品を陳列して棚においてあるのを絵にして書いた。

膨大な商品量だったので(自分の中では)、いまいち全部把握できてなかったのだが
全部絵にして書くことによって、細部までイメージができた。
あとは、実際に置いてみてやってみるしかない。

私が最初に一人暮らしをしたときのことを思い出す。
まず関西圏の雑貨屋さんほとんどすべてを巡り、
新たに購入しないといけない雑貨(主に食器)をチェックして
見取り図に、どの雑貨をどう置くか、全部細かく絵にして書いて
そして実際に購入。
そして引っ越し後はそれをもとにディスプレイしていく。
念願の憧れの一人暮らし。
自分の好きな雑貨をディスプレイしていくことの、なんと嬉しい事よ。
もうワクワクして、楽しくて楽しくて仕方なかったことを思い出す。
絵に描いて、全体のイメージをつかみ、そのイメージを常に抱きながらそれにあう雑貨を買って、
そして絵を参考にディスプレイする。すべて計算通り!
おかげで一人暮らしをして3ヶ月で、自分の部屋をインテリア雑誌に投稿し、
インテリア雑誌に紹介されたのである。

やっぱりこれもイメージを明確にして、計画通りにやっていったのがよかったのだろう。
今回のJAM POTはもちろん、一人暮らしの部屋のディスプレイより、さらに見せるディスプレイをしなければならない。
ディスプレイは、本当大切だと思う。
その商品を生かすも殺すもディスプレイ・陳列にかかっているといっても過言ではないと思う。

たまに雑貨屋さんに行って、棚の下で光が当たらず、日の目を浴びていない雑貨や
ごちゃごちゃっとなりすぎていて、せっかくかわいい雑貨なのに
汚くみえたりするものもあったりして、
そういう雑貨を見ると、ああ、もったいないなあ〜と思ってしまう。

店を始めると、通常の業務に追われて私は自分で雑貨を作ったりということがほとんどできないと推測される。
私は雑貨を買うこと、作家さんの雑貨を置くことしかできないので
なんの創作もできないようだが、
一番重要な「雑貨をかわいく見せること」という創作ができるのだ。
逆に言うと、この創作が一番好きな創作かもしれない。

創作活動、めいっぱいがんばります!






4月30日(金) モノづくりの原点


 
(左)ともさんのカード (右)ともさんの作品


tokiiroのともさんと会う。
サイトのtokiiroさんはただいまリニューアル準備中でお休みされているが
前からサイトを見ていて、ともさんのイラストとコラージュがとても好きで
お店のJAM POTをはじめる時は、ともさんのイラストとコラージュを使った作品を
置かせてもらえたら、いいなあ・・・とずっと思っていた。
そして、店舗が決まり、お店をすることが決定した時に、
勇気を出して、メールをともさんに送ったのである。
サイトでしか見たことがなかったが、きっとともさんのイラストとコラージュを使った
ポストカードや、ステーショナリーは、かわいいものになる!
そう思っていたので、作品を作って欲しいと依頼した。

ちょうど、その時、やりたいことがあるのでしばらくサイトをお休みしますと
サイトはほぼお休みされている状態だったので、
きっと忙しいんだろうな・・・。無理かも・・・。でも断られるの覚悟でお願いしよう!!
と、ドキドキしながらメールを送り、ドキドキしながら返事を待っていたら、なんと引き受けてくれるとのメールがきたのである!!
もう嬉しくて嬉しくて、小躍りしたのだった。
それからメールでのやりとりが4ヶ月ほど続き、
いよいよ、今日ともさんと初めてお会いすることに!
そして、試作品を初めて見せてもらうことになった。

待ち合わせは天五中崎商店街にあるネパール料理屋カンティプールで。
ともさんは、想像通りの可愛らしい人で、
とても話しやすくていい方だった。
初対面の方に、こんなにいろいろ話せたのが不思議なぐらい、楽しい時間を過ごす。

そして、試作品を拝見!
実はともさんはこれまで、自分の作品をこうやってポストカードにしたり
ステーショナリーグッズにしたりという商品化は初めてとのことだったのだが、
試作品を見せてもらったら、
期待していた通り、そしてサイトのイメージ通りの
繊細でいて、やわらかくて、かわいい作品だった。
かなりたくさんのアイテムを作ってくださっていて、ちょっと感動してしまった。

私もできたてホヤホヤのフランスの写真を持っていって、見てもらったのだが、
ともさんも、以前にフランスやイギリスに行かれたときの写真を持ってきてくれた。
その写真はアルバムにちゃんとはいっていて、
しかも写真だけじゃなく、もらったカードやチラシなど
旅の思い出とともに、コラージュされていて、イラストも書かれていた。
まるでそのアルバム自体が、彼女の作品となっていたのである。
聞くところによると、イラストやコラージュをされたきっかけは
旅の思い出の品や写真をアルバムにする時に
旅のイメージのイラストを書いたり、コラージュしたりしだしたのが、きっかけということで
私はそのともさんの作品づくりのきっかけとなるブツを拝見できてとっても興奮した。

普段、作品というと、人に見てもらうことや、買ってもらうことを前提として作る場合が多いが
そうではなく、自分のために作る、自分が作りたいから作るという
モノをつくるという原点、
原点からやはり生まれて、そして最終的にはそこに帰っていくんだなと思った。

前にキリンプラザで、奈良美智さんとヤノベケンジさんの対談トークショーを見に行ったのだが、
そのときに観客からの
「何かを意識をされて制作されますか?」との質問に
二人は同じようなことを言っていた。
何も意識しない。
自分が作りたいから作る。
ただそれだけで、どうやってもそこに最終的に帰ってくる、と。

「プレッシャーはどうされているんですか?」との質問には
奈良美智さんはしかも「プレッシャーはないです」と言い切った。
プレッシャーっていうのは、人に見てもらうことや、人からの評価を考えるから生まれるのであって
人のために作るのではなく、自分のために作る。
だから、プレッシャーはないです。と。
すごいなあと思った。

だから、自分自身もそうだが、やっぱり自分が作りたいものを作りたい。
他の作家さんにも、作家さんが作りたいものを作ってもらえれればなあと思う。
作家さんから「こんなの作って欲しいとかあったら言ってください。」とよく言われるのだが
最初は「いえ・・基本的に作家さんが作りたいものを作ってもらってで、いいです」と答えている。
あまりにもお店のテイスト的にズレていたり、他の作家さんとバッティングしてしまったりしていたら
アドバイスさせてもらったりはすると思うが、
やっぱりモノづくりの原点は、自分の作りたいモノを作る、ではないかと。

私も自分が作りたいお店を作る。
やはり原点はそこなのかもしれない。





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