「改装について」

父親が以前、内装の仕事をしていたので、父親に内装を手伝ってもらえないかと電話をした。
久しぶりに父親にコンタクトをとる。
前から私が店をしたいという話はしていたので、もしかしていい場所が借りれるかもしれないんだと話すと
来年やろ?来年やったらええで。と言ってくれた。
どこをどう変えたいか図にして見せて欲しいと不動産屋さんに言われていたのだが
この部分をこう変えたいという風に項目別にまとめてノートに書いた。
1.壁は木の板で白くペイント。床も木の板。
2.ガラスはスリガラスから透明のガラスに変える。
3.ドアは木のドアに。
4.照明は蛍光灯から白熱灯に。
5.表のテントはペイントしなおす。
6.窓枠のサンは木のサンにしたい。不可能ならサンを白くペイント。
7.外に灯りがほしいので、電気を通してほしい。
8.天井は白くペイント。
などなど。

内装のことには全くの素人なので、自分の希望をおもむろに記した。
父親と一緒に大家さんと不動産屋さんと、話し合いをする予定だったのが、
父親が仕事が忙しくて都合がとれなくなったとのことで
父親はまた別の日にお店の中をみてもらうことにし、父親抜きで話し合いをすることになった。
私が書いた項目を細かくチェックする不動産屋さん。
「ここは、こんな風にかえてもいいですか?」と大家さんにこまめに聞く。
出る時は、元の状態に戻さなければならないというのが徹底事項らしいが、
大家さんがそのままでよいというのであれば、そのままでもOKとのこと。
借りたらどんな風に改装してもいいだろうと思っていたので
こんなに細かく制約されるとはビックリであった。

6の窓枠のサンは、現在はアルミサッシなので、木の枠にするにはかなりの費用がかかるとのこと。
ならば、白くペイントしたいと言うと、サッシにペイントするとはげてしまって汚くなるので
それだけはダメとのことであった。
でも6以外の項目はOKをもらった。

そして、話し合いの結果、その改装の条件ならオッケーとのことで
店舗を借りることが決定したのであった。
なんだかまだでも実感がわかなかった。
そしていよいよ明日、契約することになった。