あんこ日記


October

10月です。イベントめじろおしです。
 そしてライブ月間です。
7本ぐらいライブに行く気がします。

 

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10月31日(水) レコーディング前夜


しど&eke(上新ストリート)

  今日は、二人で岡本でお買い物。
 例によって、雑貨をかいまくってしまった。ああ。
 
  明日は、レコーディング。コンピレーションアルバムにのせるための新曲の音源を録音するのだ。
 しかし、前夜は実にやることがいっぱいだ。
 音源のためのピアニカのパートを考えたり、語りの部分のえせフランス語を、ちゃんと言えるように練
 習したり(今までが、えせすぎた)、スタジオのスタッフの人に渡すための曲の構成表を作成したり。
 ぬおーーん。実は日記なんてかいている暇はないのだ。
 でも書いちゃう。エヘ。

  しかも明日は朝9時から夜11時までなんだなー。
 前回も朝9時からスタジオとっていたのだけど、案の定全員遅刻魔なので、全員遅れてみんなそろった
 のが1時間半遅れた10時半だった。ぬーん。
  明日はみんな来るかなー?っていう私も起きれるかどうかが心配だ。
 今日は早くねよう。



10月27日(土) おフランス

 
misarin with flower

とうとう1月の後半にフランスに行くことが決定した。
ふふふ。
今日「年明けに2〜3週間フランスに行きたいので、仕事辞めます」
と言ったのだ!
そう、気合いをいれるとは、このことだったのだ。
しかし、休みをとるのは無理だろうと思っていたけど
もしかすると休みをもらえるかも?
私の処分(辞めるか、休みをもらえるか)はまだ未定だけど
とりあえずフランス行きは決定だ。
ふふふ。
だてにパンばっかり食べて生活してきたわけじゃないぞ!
貯金もがんばったね、わたし。

今日は仕事の帰り、
なんだかつっかえた魚の骨がとれたみたいに嬉しくて
「いやっっほっっう!!」とステップを踏みながら帰りたかったけど
それは我慢して、褒美にアズナスで大好きなウメッシュを買って
駅のホームで一気飲みをしてやった。
おいしかった。

フランスではおいしいフランスパンをいっぱい食べよう。



10月26日(金) 

  腹をくくって電話したのに、留守電になっていた。なんだよー。
 こっちが気合いをいれればいれるほど、なんか空回りっていうか、そういうことって多い。
 めっちゃ緊張して、何度も話す内容を頭の中で構築して、で思い切ってどかーんと言ってみたら、案外
 何てことなかったりとか。あんなに悩んでたのに、なんだよー!みたいな。
  まあ、今回もそんな感じか。でもちょっとホッとしたりして。

  しかし、例えば恋人と深刻な核心にせまった話をする時とか、仕事を辞める時とか、バンドをぬける
 時とか、自分が決断してそれを相手に伝える時とかって、その言う瞬間まで本当緊張というか、なんて
 いうんだろう。もういてもたってもいられないね。そわそわそわそわ。
  長い人生でそんな瞬間なんて本当短いもんなんだけど、やっぱりそういう瞬間ってできたら避けたい
 って思っちゃう。でも、いかん!逃げてはいかん!決めたのだ!!ってがんばるんだけどさ。

  というわけで、私もちょっくらがんばってみよーかなー。ふっふっふ。

 


10月25日(木) 卒業アルバム

  実家に帰って、押し入れを整理していたら、小学生の卒業文集と中学生の卒業アルバムがでてきた。
 どれどれ、と中を拝見して、まず小学6年生の卒業文集を開いてみた。

  クラスごとにわかれており、6年3組をさがして自分の書いたページをあけて愕然とした。
 作文の前に簡単な自己紹介をするのだが、それがひどいのだ。

   名前 中安恵美
   しゅみ 耳かき
   好きな食べ物 カップラーメン
   好きな言葉 睡眠

  ・・・である。ああ、耳かき!しかもカップラーメン!なんて貧粗な小学6年生なんだ!いやだいや
 だ。それにみんな好きな言葉は「勇気」とか「希望」とかなのにさ、「睡眠」って・・・。よっぽど寝
 たかったのだろうか。ちなみに、将来の夢は「およめさんになって、大きな家に住み、犬を100匹ほ
 ど飼いたい」であった。犬はかなり好きやけど、100匹はなんぼなんでもイヤやろ!

  次は中学生の卒業アルバム。
 顔写真を見たが、色がめちゃ黒い。私は子供時代は、えらく色の黒い子供であった。
 なんせ、電車に乗ったら知らない人に「なあなあ、あの子みて!めっちゃ黒いで。」とひそひそ耳打ち
 されるぐらいである。
  あとは建物の影に入ったら「黒くてどこにおるか見えへん!」とか、
 靴下はいてるところは焼けていないから白くて、靴下を脱いでも「はよ靴下ぬぎよ!」って言われたり
 とかまあ黒いネタはさんざんであった。
  でもまあ言われるだけのことはあって、黒かった。

  つづいてアルバムの後にみんなに寄せ書きしてもらったコメントを見てみる。
 そこには「10年後までには耳をなおそう!」と書かれていた。
 ガーン。10年後って、もう10年たってるやん!しかもなおるばかりか、難聴商事の会長つとめてる
 やん!
  ※難聴商事・・耳の悪い人たちが集うグループ。社員は約5名。
         会長クラスになると、会話の途中、相手がオチやボケを言っているにもかかわらず
         「え?」「え?」と何度も聞きなおし、「もうええわ!!」とキレられたり、
         「サーロインステーキ」(2000円)を「さいころステーキ」(700円)と聞き
         まちがい、持っていったら「なんやこれ!こんなんちゃうわ!!」と老夫婦にキレら
         れたり、聴力テストで「ピー」となっている音が聞こえず、あわててみんながボタン
         を押している指の動きを察知して、ボタンを押したり、とまあいろいろ活動的だ。

  うーん。なんかアルバム見て懐かしいというより、ちと哀しくなってしまった。
 あ、あと、難聴商事に入社希望の方はいつでもご連絡ください。われぞというばかりの耳の悪い方、お
 待ちしております。



10月23日(火) 花と写真


  昨日アラーキーの単行本を読み終えた。
 彼の撮る、花の写真は好きだ。花の色がとても鮮やか。でも影があってグッとくる。
 その画像を脳裏に鮮明に残したまま、今日、花の写真を撮った。
 カメラを構えるたび、ファンダーを覗くたび、シャッターを押すたび、そしてそのシャッター音が聞こえ
 るたび、興奮が増した。なんか、今日はすごく気持ちがよかった。
  
  アラーキーは、毎日食事と花は欠かさず家で撮っているという。
 そういうのって、大事だなって思った。
  
  昔は私は雑貨とか花とかフードとかばかり撮ってた。なぜなら、スタイリストになりたかったから。
 だから、スタイリストアシスタントの仕事にもついた。物撮りがすごいおもしろかった。
 毎月、インテリアやフードの洋書の雑誌も欠かさず買ってた。暇があれば家で自分でスタイリングして写
 真を撮っていた。それがすごくワクワクして楽しかった。

  でもスタイリストの仕事から離れてしまった今、写真の興味も物から人へ移ってしまい、そういう気持
 ちがかなり薄れてしまっていた。
  結局、景色とか、花とか、人とか、実は写真を撮るっていう行為は、対象が何であれ、基本は一緒なの
 かもしれない。
  自分が撮りたいと思うものを、自分の感情の赴くまま撮って表現する。ただそれだけのことなんだ。
 対象がちょっと傾きかけてた芽を、摘むんでくれたような気がする。

  明日からは、また新たな気持ちでカメラをのぞこう。



10月21日(日) 日曜の夜はたのし。 


友達の猫、ミカコ

  5連勤終了。そしてやっと土・日が終わった。うぽぽぽぽ。
 うれしいなったら、うれしいな。ぽっぽっぽ。
 
  会社勤めの方や、学生さんの方は、日曜の夜というのは、かなりのブルーもんであろう。
 私も経験者だ。よくわかる。
 ちびまる子ちゃんを見ている時は、まるちゃんの愉快さに、時を忘れるのだが、
 サザエさんのエンディングで、すこし哀愁が漂ってくる。
  そして、日曜劇場のドラマでちょっといい話を見て、心温まってくると同時に、さらに哀愁度アップ。
 「ああ、あと数時間後で、私の素晴らしい休日が幕を閉じていく・・・。のーん。」
  よき休日の思い出がいっぱいだ。
  大阪ほんわかテレビの頃は、もう横になって、完全にふて寝である。
   そして、おかんに「あんた、明日早いんやろ。早くお風呂に入りなさい!」と
  悲しみに浸っている間もなく追い打ちをかける。
 「わかってんねん!そこをあえて言ってくれるなよ!えーん、おばかばか」
  と、心の内で叫ぶもむなしく響く。

 ・・と、まあこんな感じで日曜の夜を過ごすのが一般的(?)であるが、ここ3年ほどそうではない。
 今の仕事は、土日は必ず出勤なので、平日が休みだ。しかも、土・日はかなり忙しい。
 なので、ものすごく疲れる。なので、土・日が終わると「いえーい、終わったぜ」とうきうきルンルンで
 ある。
  特に、月曜日が休みときた日にゃ、日曜日の夜はバンバンザイである。超うかれとんちきモードだ。
 そう、あしたあさってと2連休の私にとって、今がまさしくその状態だ。めんめけめーん!!
  ふっふっふ、ふっふっふ。もうあんこ語も炸裂である。

  いやー仕事が変わると、本当生活形態も変わるもんだねー。
 いえーい。明日が仕事な方には、むかつく一方だと思うが、私は休みだヌーン。わっはっはー。



10月20日(土) ズボンハンガー

  今日仕事中、ややじいさんよりのおっさんが店に来た。
 「ズボンハンガーはないかね?」と私に聞いてきた。
 「すみません、ズボンハンガーはお置きしてないです。」
  と、答えると
 「そんな、平静な顔して答えていいのか!この衣替えの季節、ズボンハンガーは必需品だろ!」
  と、説教しだした。
  私は、笑いそうになるのを必死にこらえて「あ、はいすみません」と答えると、さらに説教してきた。
 「今すぐ、問屋に行って買ってきた方がいいぞ!入り口において目立つところにおいておきなさい!
  このビルの中で、あんたんとこの店でズボンハンガーをおいてないなんて、どういうことだ!
  あんたんとこがそんなんだったら、ここのビルはつぶれるぞ!」
  
  おっさんはどうやらよっぽどズボンハンガーが欲しかったらしい。
  しかも、ズボンハンガーをおいてなかったら・・・
  市民A「あそこの雑貨屋、雑貨屋のくせに、ズボンハンガーおいていないのよ。ひどい話じゃない?」
  市民B「じゃあ、私たち川西市民は、いったいどこでズボンハンガーを買えばいいっていうの?」
  市民C「そうよ!この冬用のたくさんのズボンをズボンハンガーなくして、じゃあどうやって収納すれ
     ばいいっていうのよ!」
  市民D「全くもってだわ。きっと私たち市民のことをこバカにしてるのよ。」
  市民全員「えぇ!?ひどい!!なんて、ひどい店!!私たち市民の敵だわ!」
   と、噂は広まり、うちの店の売り上げは下がる一方、あげくうちの店がはいっているビルまでも
  「あそこのビルはズボンハンガーの存在を無視した、反社会的なビル」と総称され、ビルまでも売り上
  げが落ちて、いよいよつぶれてしまう・・・。
   ・・・という、おっさんの理論なのだろう。
  
  「んな、わけないだろ!ないもんは、ないねん。そんなこと言われたって、知らんプー。」
  と、言いたかったが、「はい、そうですね。すみません」と返事しておいた。
  
  でも、まあズボンハンガーってそういやあんまし売ってるの見かけないかもね。
  



10月19日(金) 26才トリオ


左から よこちん(26才)、かあちん(26才)、あんこまん(26才)
photo by kurokichiko
 

 仕事が終わって電車でゆらゆら。
 チキンジョージに向かう。
 BOMBJACKの新生バンド、BJ ELECTRI/Oを見に。
新しい匂いがした。
ワクワクした。
次のダイスでのライブを待つ。

今日は26才トリオが集結した。
よこちんと初めて喋った。
でも同い年だったから人見知りしなかった。
くろきち兄さんに写メールしてもらった。
こんな26才おらんよな、と3人で話した。
うん、そう思う。
高校生ぐらいの時、自分が想像していた26才は、こんなのではなかった。
でも、ブランドのバッグ持って、綺麗な格好をして、
アフターファイブとか言ってやっているOLとは違う
と思っていた。
というか、そんなのにはたりなくないと思っていた。
だから、いいのだ。
やっぱり自分が思うように自分はすすむのだ。
だから、私はきっと年をとっても、
自分の好きなことをしながら生活していくおばさんになるんだ。
もっと年をとっても、
ライブに行ったり、雑貨屋やカフェに行ったりするおばあさんになるんだ。
だから、年をとることは何も怖くないのだ。
あと3ヶ月で27才です。



10月17日(水) 涙の理由

 泣き虫な自分の涙はよくあることだけど、他人の涙は心が痛い。
 今日は、人の涙を目撃してしまった。
 心がぎゅっとしめつけられそうになった。
 立場的に理由は聞けなかったけど、なんとなく推測はついた。
 あえて、ふれなかった。
 多分きっとツライ涙だ。
 
 涙ってよく考えたら、人間だけのものだね。
 感情の動物の人間だけに与えられた特権。
 涙を流すことによって、人はストレスを発散させる機能があるらしい。
 確かに泣いたら、状況は変わらなくても、なぜだかすっきりする。
 きっと涙は感情のしるしと、痛みをやわらげる機能をもつものなのだろう。

 あの人の涙も少しは痛みをやわらげてくれたのかな。
 そうだったらいいのに。
 きっとそうだったら。



10月16日(火)

  今日は、Shapoosの練習の帰りにみさりんから「CAKE」のアルバム2枚と、スタジオのスタッフもみ
 あげ青木氏から、最近でたリトルクリーチャーズのライブアルバムを借りて帰ってきた。
  今この3枚のCDをデッキにいれて聞いているのだけど、よいね、よい。

  私は、実によく人からCDを借りる(ちゃんとパチらずに返してます)。
 人から借りた用CD入れのかごまであるぐらいだ。だいたいいつもそのかごには平均して10枚くらい、い
 ろんな人に借りたCDが入っている。

  今かごに入っているのは、その3枚と、おすすめと借りたCDたち。
 ラベンダーズのメンバーから借りた「Yukari Fresh」のアルバム、カジヒデキがプロデュースしたヒロミ
 ックスのアルバム、店から借りてきたフレンチポップ「April March」、友達から借りた「プラッチック」
 のマキシ、ヤツタニさんから借りた「大橋仁」のフォトCD(すみません、早く返します)、みさりんから借り
 りたウッドベースの「ORLANDO CACAITO LOPEZ」のアルバム(これまたすみません、早く返します)。

  そしてそうこうして借りまくった結果、MDだけで120枚ぐらいになってしまった。
 ということは、私は120枚以上もCDを人から借りているのか!!すごい。
 特に、私がアムホールで働いてた時は、PAの子にずいぶん借りた。もっているCDの量もおびただしいし、
 SEとかで気になったものがかかっていたら、「さっきの誰?」ってすぐ聞いて借りていた。

  バンドマンに限らず、音楽好きな子とおすすめCD交換をするのは、とても楽しい。私は借りるのも好き
 だけど、貸すのも好きだ。「こういうの好きかなあ?」なんていろいろ考えたり、ちょっとこれとこれ聞
 き比べよとかって言って、CDかけて聞いているうちに、めっちゃ聞き入ってしまって「やっぱこれええわ
 !!」って、一人で盛り上がったり。

  結構、これおすすめって貸してくれたCDって、その人の個性というか、音楽に対するセンスというか、
 そういうのがあらわれているよなーって思う。でも逆になんかその人の素顔な面もみれておもしろかった
 りもする。
  ステージでは、すごくはじけてギター弾いてロックな人やのに、おすすめCDはDONNY HATHAWAYとか
 イノトモとか、静かでゆったりめやったり、カフェで働いている子が、実は音楽好きやっておすすめCDは
 ベルベットやsleeper(サックスとベースとドラムのトリオバンド)と渋かったり、ガレージバンドで、
 ゆら帝みたいなことやってるのに、おすすめCDはYukari Freshとかのエスカレーター系やったり、いや
 はやおもしろい。みんないろいろ聞いているんだなーって思う。

  私も来月はCD月間として、いろいろ買おう。みなさんも、おすすめCDぜひ、貸して下さい。
 そして交換しましょ。



10月12日(金) 

  いつぐらいだろ。夏に書いた詩。
  そういやShapoosにはまだ持っていってなかったな。
  価値観の違いってどうしようもない。
  そんなことを言いたかった気がする。


森から街へとむかう途中の出来事
一枚の蝶が風とともに舞い降りて
わたしの掌にとまった 羽根を広げて休んでる
呼吸してるその姿はとても綺麗で
触れようとした瞬間 遠い遠い雲の彼方へ飛んでいった
どこまでも遠くへ・・そして見えなくなるまで

次にとまる場所はどこだろう
甘い甘い蜜の中 澄んだ水面 汚れた地球の上か
ああそんなことはわからないけど
知りたくても知れないけど

感情のない蝶は一体どこに向かうのだろう
何を求めて生きているのだろう
ベクトルの違いが光を遮る
耐えかねて空へ飛んでいく 遠い空へ・・・

問いかけたり後を追ったりはしないんだ
あたしはあたしの夢をみて
ここでそっと静かに暮らしてく

誰かが悪いわけでもなく
あの青い空が悪いわけでもなく
ただ飛んでいった蝶が
少しせつなかっただけ

さあ帰ろう あたたかい光のある場所へ・・・

 



10月11日(木) FAKEとメロディ 

  仕事から帰ってきて、また上新でストリートやってるしどさんとエケさんに会いに行った。
 Shapoosの音源をMDにおとして持っていった。
 「どの歌詞がお気に入り?」と聞かれたので、
 「Blue dog cafe」と「Orange river side」かなあ?と言ったら、歌詞カードを見て「Blue dog cafe」
 のワンコーラスを、即興で歌ってくれた(もちろん原曲はしらない)。
  自分の歌詞を、他人のミュージシャンが替え歌でうたってくれるとおもしろいものだ。
 しかも即興でできるから、すごい。アドリブでできる人って本当尊敬する。

  FAKE。あれすごく好き。タミオちんとかよくライブでやるんだけど、例えば2コーラス目のメロディを
 その場でアドリブでちょっと変えて歌ったりとか(原曲のメロディは1コーラス目も2コーラス目も一緒)
 チャラとかよくやるんだけど、間奏とかにアドリブでメロディ作って歌ったりとか、間奏だけじゃなくっ
 てイントロやエンディングとかもアドリブで歌ったりして、そういうのをライブで聞くと「おお!!!」
 って鳥肌がたつくらいかっこいい。

  私もそういうことやってみたいって思うんだけど、アドリブで歌うのって本当音感とセンスがいるから、
 すごく難しい。だから逆にそういうのができるのってすごいかっこいいなあーって思う。私にはまだまだ
 修行がいる難題事項だ。

  あと、これはチャラの影響だけど(特に初期)、1コーラス目と2コーラス目のAメロ(コード進行は
 一緒)のメロディが全く違ってたりとか(しかも両方ともかっこいい)、サビのあとにDメロEメロまで展
 開したりとか(くどくない程度に)、メロディが多彩な豊富な曲に私はしびれる傾向にあることに今気づ
 いた。
  だから余計にアドリブとかでメロディが豊富にでてくると、「わぉ!!」と思ってしまうのかもしれな
 い。

  一応、それをちょっとまねって(1と2のAメロのメロディを変える)「Fickle paints」でちょっと変
 えて歌ってみたんだけどあまりに地味すぎて、あんまし効果ありませんでした(泣)。
  まだまだ修行のいる身です。



10月10日(水) ステキな事実

  3〜4ヶ月くらい前、作家さんの作品を主に扱っているよく行く小さな雑貨屋さんに行った時のこと。

  革でできていて、その革には英字がプリントしてあって、すそに小鳥がついたかわいい携帯ストラップ
 を見つけた。ストラップは持ってるんだけど、すごいかわいかったので、迷わず買った。
 買うことには迷いがなかったんだけど、ちょっとしたデザインの違いがあって、優柔不断の私は、どっち
 にしようと、かなり迷いながら、小鳥のついたやつを買った。
  それからみんなにも「そのストラップかわいいね」と言われ、ちょっと自慢のストラップになった。

  それから3ヶ月、今日私の働いている店に、支店で働いている友達が遊びに来た。今月の15日で、店
 を辞めるのだ。一緒にカフェでランチをした。
  で、おもむろにテーブルに携帯をおいた。

  すると、「そのストラップどこで買ったん?」とその友達が聞いてきた。
 フフフと自慢気に、「どこどこの雑貨屋さんで、買ったの。かわいいやろー。」といつものように答える
 と、友達が言った。

 「それ、私が作ったやつやねん!!」
 「うそ!??まじで!?そうやったんやーー!!」
  と、二人ともわーっ!!と、声が高くなった。

  友達は仕事の片手間、雑貨を作っていて、4ヶ月くらい前、働いている店には内緒で雑貨屋さんに委託
 販売という形でおいてもらっていたらしい。で、そっちの方が軌道にのりだして忙しくなったので、店を
 辞めることにしたらしいのだが(辞めてから話そうと思っていたらしい)、私は全く何も知らず、「あ、
 新しい作家さんの雑貨だ」と思い、彼女が作ったストラップを買ってつけていたのだ!!
  なんか、二人ともすごく嬉しくなった。そして、二人はお互い夢の話で盛り上がり、一緒に何かできた
 らいいなあと、夢がふくらんだ。

  そして自分のやりたいことをがんばっている彼女に、ちょっと刺激された。いや、だいぶ。
 結構制作におわれていて、仕事以外の時間は全部制作に費やす日々やねん。家に帰っても、作るか、ごは
 ん食べるか、寝るしかしてないんやー、と話す彼女の顔はすごく輝いて見えた。

 「時間がない」というのは、都合のよい口実で、つくろうと思えばつくれるものが時間。
 もっと私も時間を作って、やらないとダメだなあーと思った。
  自分の夢のためなら、きっとなんだってできるんだろうから。



10月9日(火)

昨日の夜は、主役のいないパーティー。
 夜更けまでいろんな話し。楽しい夜。
 食べ過ぎて、背中まで痛い。
朝帰り。そして出勤。
仕事中、睡魔大王が降ってくる。
体がだるい。
雨が降る。
ヘップ前で待ち合わせ。
スターバックスへ行く。
 写真を見てもらった。
ちょっと誉められた。
うれしかった。
また、雨が降る。
電車に揺られる。
雨が痛い。
頭も痛い。
心も少し痛い。
体温計は37.2℃。
今日借りたCDをかけた。
雨の降る夜。
パジャマを着る。
毛布がくすぐったい。
目を閉じたら、すべてが変わっていたらいいのに。
明日は、晴れるかな。
晴れるかな。

 



10月7日(日) あんこまん音楽ヒストリー


ミニあんこまん

3才の時マイク付きレコードを買ってもらい、
童謡を流しながら歌をうたう毎日(クロネコのタンゴがお気に入り)。

4才の時、バスの中で「バンビの歌」を大熱唱し、お母さんに恥をかかせる。

小学2年生の時からレンタルレコード屋に通う。みんなに白い目でみられる。
 堂々と店に行けるように早く大人になりたいと思う毎日。

小学4年生の時、夏休みの町内放送(お家に帰りましょう放送)に流す曲を毎回選曲させてもらう。
あんこDJは、キョンキョンの「夜明けのMEW」が大好きだった。

中学生の時、大のバンドブーム。世にでているバンドはほとんど聞いた。
ユニコーンとレピッシュとブームとゴーバンズとパーソンズが好きだった。
中でもユニコーンにはまる。
レピッシュは途中からマニアック過ぎて、中学生には理解できず、脱落。
パーソンズはビデオを見てショックを受け、脱落。

中学2年生の時、初めて姫路のライブハウスに行く。
バンドってかっこええ!!強烈な印象だった。

中学3年生の時、初めてプロのライブを見に行く。なぜかMADONAだった。
帰りのタクシーで運転手のおっちゃんに、中学生がこんな遅い時間に!と説教される。

高校1年生の時、バンドでキーボードやってと言われ、加入。
はやりのBOOWYのコピーバンドだったのだが、あんまり興味のない私は
「ユニコーンでええ曲あるねん!!」と曲を勝手に持ち込み、
BOOWYはやるわユニコーンはやるわで、変なバンドだった。

高校2年生の時、ギャルバンを組む。しかし、文化祭のオーディションに落ちる。
かなり落ち込む。はらいせに、大晦日にストリートやろうと、アンプなどを持ち込み
姫路城公園でやろうと試みるも、ヤンキーにからまれて
大慌てで逃げ、退散。

同じく高校2年生の冬、「Jの妻とその愛人」という3人のユニットを組む。
アコギ(男・通称「J」)・歌&ピアニカ(女二人)で、ビートルズのコピー。
テープに録音して、YAMAHAのオーディションに送るも落ちる。泣く。

大学に入ったら絶対軽音楽部にはいろうと高校生のころから思っていた。
よって、入学して速攻入部する。
学園祭で大学対抗ギャルバンの部で、少年ナイフのコピー(あんこまんはVO)
で2位になる。賞品に大好きなマクドのただ券をもらってウシシとなる。

大学に入ってから洋楽をききだす。
それまではどうもなぜか洋楽=派手なアメリカンロックという思いこみがあったのだ。
(当時はどうもそういう系統の音楽は苦手だった)
しかし、JELLYFISHやFISHBONE、スウェーデンポップに出会い、
洋楽を聴きまくることになる。

あとは、SHAPOOS HISTORYへと続く。

やっぱりどう考えても、
音楽が好きであり、歌うことが好きみたいだ。

自分の人生を振り返って、生まれて言葉を話せるようになってから今までのあいだ
ここまで自分の生活の中に常に存在している
ものって音楽ぐらいじゃないかな。

それぐらい自分にとってかけがえのない存在なのだろう。
Shapoosの音楽もそういう存在になったらいいのになあって思う。
私が癒されたい時にならす音楽のように。
何かを感じたい時にきく音楽のように。
きっと、誰かの心のなかに響かせたいから
何かを伝えれたらいいなあと思うから
私は音楽をするし、歌をうたうのだろう。

みんなの心の中にちょっとでもいいからはいりこんで
音楽をならすことができたらいいなあ。

そうできるようにがんばろうと
強く強く思った日。



10月6日(土)

やらなければならないことがいっぱいだ。

友達から借りたCDをMDに録音して返す。
買ってまだ読んでないFIGARO japanを読む。
焼き増しした写真をみんなに配る。
写真をスキャンしてホームページにのせる。
新曲をレコーディングする。
着なくなった夏服を実家に送りつける(しかも着払い)
キッチンハイターの詰替用を買う。
曲を作る。
写真展用の写真を撮る。
エアコンのフィルターを洗う(お掃除ランプがついたまま)
麻雀大会をする。
家計簿をつける(日付は9月22日でとまったまま)
フランスに行くことを話す。
カバンを作る。

もっとたくさんあるかと思ったけど、これしか思い浮かばなかった。
ここに列挙してたら、やらなあかんと思うだろう。
曲作り以外は今月中にやろう。



10月6日(土) 浮気と女の感

  「女の感」
 
 よく聞く言葉だけど、実際に女の感ってあると思う。
 感は男より女の方が鋭いと私は思う。
 私も鈍くはない方だ。
 こいつら隠してるけど怪しいなとか、ふとした拍子に怪しいと感じたことは、大抵あたっている。
 あと、この人はあの人が好きだなとかも、結構あたる。あと、特にわかるのが自分が好きな人と同じ人を
 好きなヤツ。
 
 今までも何回か友達と同じ人を好きなったことがあったのだが、お互いそれを言わず、隠しているのだけ
 ど、絶対にお互いがわかるのである。
 たいていの場合、今までは普通に仲良かったのに、なぜかどことなくぎくしゃくする。
 「最近、なんか気まずいなあ?なんでやろ?」と思っていたら実は、その時はわからないんだけど、後で
 「あ、同じ人が好きなんや」と気づく。
 お互いがなんかそういう「キ」をだしているのだろう。

 しかし、他人のことは感が働くのに、自分に対しての感があまり働かないのは、残念なことだ。
 今までも結構、浮気を見破られないで、悔しい思いをした。
  男は浮気性というけど、女だって浮気性だ。おそらく男の方が隠すのがヘタなだけだろう。
 女は完全犯罪をするがゆえ、表立たないから、なんかあんまりないように思うかもしれないが、いやいや
 結構ある。私の周りにもしている子は多い。しかも、「え?こんなしそうにない子が?」っていう子が、
 浮気してたり、遊んでたりするから、そりゃ彼氏も疑う余地もないわってな感じである。

  「僕の彼女はだいじょうぶ」それが危ない。してないのは、ただ機会がなかっただけで、機会があれば
 どうでも転ぶものだ。だから、あんまり安心しきらない方がいいよ。きっと。



10月5日(金) サラリーマンのおっさん


おちゃめな若手サラリーマン

  今朝、通勤中の十三のホームで、アズナスで甘いコーヒー牛乳を買って、フフフ〜さあ今から飲もうと
 した時に、ベンチに座っていたサラリーマンのおっさんが突然叫びだした。
 「わああああーーー!!うるさいんだあああっっっーー!!」と一人で地面に向かって叫んでいる。
  なんなんだ、おっさんよー。
  そういえば、この前も朝の通勤中、十三のホームでサラリーマンのおっさんが
  「もうわしはダメだあああ!!!!田舎に帰りたいーー!!!」とうずくまりながら叫んでいた。
 もしかして、おなじおっさんだろうか。

  そして、その前は淡路のホームで、これまた朝の通勤ラッシュ時に普通梅田行きと急行天下茶屋行きが
 ホームで乗り換え到着している時に、サラリーマンのおっさんがめっちゃでかい声で叫んでいた。
 「お願いです!!梅田行きを発車させないで下さい!!みなさん急行天下茶屋行きに乗って下さあああい
 !!」
  と、大声でみんなに呼びかけて(叫んで)いて、駅員に取り押さえられていた。しかもこれまたスーツ
 を着たサラリーマンのおっさんだ。なんなんだ、おっさん。働き過ぎて気がふれたのか。

  もともとサラリーマンのおっさんはキライだ。サラリーマンのおっさんと接するのは、私は電車の中だ
 けだけど、隣にサラリーマンのおっさんが座ると(特に2人掛け)結構むかつく。
  やたら態度がでかいし、シートは狭いのにやたら足広げて座るし、新聞広げてうっとおしいし、臭いし
 なんらええことはない。
  なんであんなに日本のサラリーマンのおっさんは格好悪いんだろう。

  前、サラリーマンしてる友達と話していて、彼も電車などで遭遇するサラリーマンのおっさんはキライ
 だと言っていた。でも、自分も年いったら、ああなるのかなと思ったらかなり嫌気がさすらしい。ああな
 りたくないし、それを考えるとサラリーすることに対して煮詰まると。
  そういうのって、若いサラリーマンの子はみんな思ったりするのかな。どうなんだろう。
 私の友達はみんなかっこいいサラリーマンのおっさんになってほしいなー。いや、きっとなるはずだ。
 
  私も、うるさいおばはんにならないように、がんばろう。

 



10月4日(木) ストリートデビュー

  今日は、上新の駅前で水・木曜日に夜10時ごろから12時ごろまで、ストリートしている「しど」さ
 んを、初めて見に行った。

  普段はダイスやハードレインでライブをしているみたいなんだけど、カフェ関係で知り合いになったケ
 ーキを作っている「エケ」さん(このホームページのトップページのDIARYの写真は、エケさんがやっ
 ていたカフェで撮ったもの)に紹介してもらって、初めて会ったのだ。

  基本は弾き語りなんだけど、すごい楽しい音楽で、個性があっておもしろかった。
 で、バンドでボーカルをやっているというのを言ったら、「じゃあギター弾くんで何か歌って!!」
 ということになって、ちょろーっと歌った。

  本当にちょろーっとだけ歌ったんだけど、それがすごい気持ちよかった。
 やっぱり外で歌うのって気持ちいい。ストリートっておもしろいかも!!て思った。
 上新だし、勝手に「ゲストミュージシャンです!!」って言って、私もしどさんのストリートに飛び入り
 参加させてもらおうかしら。

  そう考えたらちょっとワクワクしてきた。路上で歌うのって、すごい自分の経験値あがりそう。なんか
 上新が「自分の町」みたくなりそうだし。いいねいいね。ちょっと楽しみが一つふえた。

 



10月3日(水) 雑貨ツアー


友達が考案したカフェメニュー

  今日は、雑貨ツアーの日。字のごとく、雑貨屋をねりあるき、買いまくるツアーだ。
 途中でカフェに立ち寄ることも、必須事項だ。

  前半は、職場の友達と、私たちが働いている店の系列の店が千里山にあるので、一緒に行き、カフェ
 でランチ。あとは雑貨をお買い物。それから、車で南堀江・南船場へ。
  またしても、南堀江に系列の店があるので、そこに遊びに行く。
 1階が服屋、2階がカフェ(チャラも子供連れて食べに来たんだよ)、3階が雑貨&CDである。

  CDは、セレクトされたものしか置いていないので、まちがっても普通のグレイとかのCDは置いていな
 い。特にラブクライとリトルクリーチャーズのライブCDが欲しかったけど(社販で2割引きになるの)、
 ぬぬぬぬと、我慢の子になった。なぜなら社販は現金払いしかできないからだ。
 お金のない私は、カード人生なのである。そうやってカード地獄に陥っていくのだ。わっはっは(あまり
 いや、かなり笑いごとではないが)。

  そして後半戦は、仕事が終わったはたやんと待ち合わせ、雑貨屋巡り。
 そんなこんなで入った服屋3軒、雑貨屋10軒、カフェ2軒。水曜日は定休日な店が多いため、入れなか
 った店、多数。
  ああ、本当雑貨ツアーはテンションがあがる。なんて楽しいんだ!!この世にこんな楽しいことがあっ
 ていいのか!!いいのだ!!めんめけめーん!!

  とまあ、だんだん意味不明な文章になってきたので、このへんで。



10月2日(火)音楽話

  今日はknitのライブを見にダイスへ足を運んだ。
  そして、今日のイベントの出演バンドさんたちの合同打ち上げに、私も参加した。
 とてもとても楽しい打ち上げだった。何が楽しいってそりゃバカ話。えらい楽しい。
 「俺はエロネットサーファーだ!!」と波乗りのまねをしながら数々のオタクネット事情を語る人。
 「いや、俺も!!」と負けじとさらに波乗りのまねをして、オタクぶりを熱く語る人。
  
  と、まあそんな話もしつつ、最後は真剣な音楽話となった。
 そんなエロネットサーファーの方々も、普段は、かっこいいバンドマンであり、かつ仕事はスタジオの
 主であったり、ライブハウスのブッキングをしたりしているので、経験値が高いだけでなく、音楽に対
 する姿勢というか、根本的なバンドに対する、ライブに対する考えというか、そういうメンタルな部分
 でも、非常に経験値が高いというか、大人だ。とても参考になる。

  「厳しい環境でライブをしたい。バンドにとってプラスにならないライブはしたくない」とM氏。
  身内のイベントとか、似たり寄ったりのジャンルのイベントとか、そういうのってバンドにとって、
 あまりプラスにならないんじゃないか。いろんなお客さんに聞いてもらって、知ってもらってこそプラ
 スになると。結局バンドって、ジャンルは関係なく、いいものはみんながいいと思うものだから。どん
 なジャンルのバンドがきても、すっごい個性の強いバンドがきても、それを食うぐらいになりたいから
 甘い環境でなく、「厳しい環境でライブをしたい」と。
  
  ああ、きっとそのぐらいの気負いがないと、お客さんをつかむことはできないんだなーと思った。
 私たちって、結構例えば、対バンがハードコアなバンドとかだったり、お客もコアが好きって感じの人
 が多かったりしたら「やりにくいなー。対バン悪いわー」と思うとおもう。
  でも、きっと「あいつらの客、とったるねん。おれらのやってる音楽を聴け!俺らを見ろ!!俺らの
 やってる音楽の方がかっこええやろ!!」ぐらいに思わないとダメなんだと思った。きっと、その話し
 てくれたM氏は、そう思い、ライブをするのであろう。
 
  「いいバンドは、ジャンル関係なく、いい」
  いい言葉だ。
 私も、これからどんなバンドがきても、そのぐらいの気負いでライブにのぞむことにしよう。