Anko's diary

Return to Index



12月29日(土) 100個の抱負とみなさんへ


最後まで飛ばすにがんばった葉

 年末になったらやらなければいけないこと、それは来年の自分の抱負を100個ノートに書くこ
と。今年もまたその時期がやってきました。
 昔、ボンジャックの掲示板にちょっと書いたことがあったのだけど、初めてみるみなさんに少し
説明をします。

 私が専門学校に行ってる時に、年末の授業で先生がこう言いました。
「だまされたと思ってしてほしいことがあります。それは来年の自分の抱負をノートに100個書
いてほしいんです。大きな夢からほんのささいなことまで。そしたら自分がどういう風になりたい
のか、今何に興味があるのかというのが発見できます。それも一つのいいところ。で、1年たって
忘れた頃にそのノートを見てみてください。すると、どのくらい達成できたか、何が自分にできて
いなかったかというのが一目瞭然にわかるんです。そして達成できた項目を今度は削除して、代わ
りに新たに新しい抱負を記入します。すると毎年毎年、自分が成長していけるんです。みなさんも
ぜひやってみてください。」

 私はその話を聞いて試しにやってみました。100個書くというのはかなり難しい。でもささい
なこと、例えば「おやつをあんまり食べないようにする」とか「早寝早起きする」とか小学生の目
標みたいなものから、今ではとうてい無理だろうという大きな夢(店のオーナーになるとか)や身
近な夢(3キロ痩せるとか)、いろいろ。とにかく自分がこうなれたらいいなあと思うのをとりあ
えず、思いついたまま書いていくのです。

 そして1年経った年末、先生の言ったように忘れかけていたそのノートを見てみました。そした
ら、驚きました。当時は「絶対無理やろうなあ。でもまあ書いておこう」って書いたものが1年経
って数個ぐらい達成できていたんです。小さいものもいれてトータルで20個くらい達成していま
した。私は本当だまされたと思ってやったんですが、本当でした。

 それから毎年やるようにしました。当時は「パソコンをもつ」とか平気で「まあ絶対無理やけど
書いておこう」って書いていました。それが今となっては、こうやって自分のページの日記に書い
ているんだから、自分でも驚きです。初期(って言っても3年前)では「バンドでライブをする」
とか「一眼レフのカメラを買う」とか書いていました。真剣に。

 で、去年のノートを開いてみました。18個達成できていました。「自分で曲を作る」「CD-R
を買う」「イベントをする」などなど。
 来年はずーっと毎年書かれていてできていなかった「個展(グループ展)をする」「フランスに
行く」「インディーズレーベルからCDだす(オムニバスだけど)」ができるんだなーとおもうと、
嬉しい。でも毎年一番目に書いている項目が今年こそは達成できるようにがんばりたいです。

 みなさんもだまされたと思ってやってみてください。書くことによって、自分の中で「私はこう
なりたい。そのためにはこれをやらなければならない」という潜在意識が生まれ、その意識が知ら
ない間に自分に働きかけます。意識するだけで、全然違ってきます。その潜在意識がその方向には
たらくようにもっていってくれると私は思うのです。

 今年は二番目に書いていた「ホームページを作る」ができて本当嬉しかったです。自分のしたこ
とによって、反応があったり自分の言葉が人にいい意味で影響を与えたりというのは、自分にも刺
激になりました。みなさん、ありがとうございます。来年も、このページ、そして私を含めてよろ
しくお願いします。
 えらいかしこまってしまいましたが、私にとってとっても大きいことだったので、これを見てく
れているみなさんにとても感謝して、そしてお礼を言わせてもらいました。

 ではみなさんよいお年を。

あんこまん




12月27日(木)ゲーム大会とちいさいおっさんの話

ひよひよ。

ソフマップに行った。
LANケーブルやらインクやらCD-Rやら何やら買おうとレジに行った。
商品を渡すと店員が「お支払い方法は?」と言った。
はじめに店員の口からそんなセリフがでてくるとは思いもよらなかったので、動揺してとっさに
「い、一回で」と言ってしまった。
 が、支払い方法は現金ですかカードですかということを意味したらしく、店員は「こいつイタイ
な」といわんばかりの苦笑いをして
「え、いや・・お支払い方法は現金でいいですか?」と言った。
私も「あ・・はい・・」と苦笑いをした。
ちょっと気まずかった。

ひよひよ。

今日は、くろきちさんとYAN所長とタイゾウ氏と3つのゲームをして遊んだ。
第一のゲームは「ざ・お題の人になりきるゲーム」だ。
 「ふじも」と言ったら、4人がふじもになるのだ。ふじもで話しかけると、相手もふじもで返っ
てくる。不気味だ。「あんこまん」と誰かが言ったので、全員あんこまんになった。みんな「ぬん
ぬん」とか「ふっふっふ」とか言っていた。

第二のゲームは「ざ・誰も知らない言葉を言おうゲーム」だ。
 みんなが知らなくて自分だけが知っている言葉を言い、で、誰かが知っていたら負けで、その時
は創作一発ギャクをしなければならない。
 知らない言葉でも一応みんな解答する。それをあたかもまるで世界不思議発見の解答者ように、
「それは○○をするもので、こういうものなんですよ」と知ったかぶりをして言うのがよい。
くろきちさんの「龍ぜん香」という問いに「それは京都に行ったときにもらったちらしに載ってい
た有名な料亭で使われるもので、そこでは白ごはんだけおかわり使放題なのだが、5杯目になった
ときに、「もう帰ってくれ」という合図で5杯目の白ごはんの上にさす、線香のことだ」と、言っ
たタイゾウ氏が忘れられない。

第三のゲームは、「ざ・話でっちあげゲーム」だ。
 話をでっちあげて適当にすすめていき、途中で「な、○○!」とふられたら、そのふられた人が
その話をさらにふくらませて、話をしていくというゲームだ。これが一番白熱した。

 で、4人の話は「第5のかまくら」と名付けられたすばらしいストリーになった。話のおおまか
なあらすじはこうだ。

 三宮のビブレの3階で誰かに肩をたたかれるあんこまん。しかし、振り返っても誰もいない。そしたら歩いている時
に、うんこを踏んでしまった。仕方ないので、うんこがついたスニカーをおきざりにしてウロウロしていると、うんこ
から声がすることが発見。よくみると10?のちっさいおっさんがいるではないか。しかも制服を着ていて、23人い
る。しかも制服には1〜23まで番号がふってあった。たくさんいてうっとおしいので、ほうきで何人かはいた。うち
の22番のおっさんはサンプラザの管理人室にとじこめた。するとサンプラザの階段に1段おきにうんこが4つおかれ
ているのは発見。よくみるとそれはうんこでできたかまくらであった。どうやらちっさいおっさんらの住まいらしい。
かまくらをのぞくと、ハイフンがかかれた仲間を発見。何だろうとのぞいていたくろきちさんは、おっさんからちらし
をもらった。ちらしには「あなたもかまくらのオーナーになりませんか」と書かれていた・・・・。
 つづく。

 てな、具合だ。これはかなり白熱した。いつどこで話がふられるのかわからんでので、かなり集
中して話を聞いたように思う。うーん、久しぶりに頭を使ったよ。つづきはまた今度ね。

ひよひよ。




12月26日(水)電車ミス
はあ。やっと連勤が終わった。
毎日通っている電車なのに、今日は帰りの電車を乗り間違えて違う駅に行ってしまった。
阪急電車で十三から河原町行きに乗っているにもかかわらず、上新庄駅の一つ手前の駅の淡路駅で
わざわざ乗り換えないでよい北千里行きに乗り換えてしまい、間違えて下新庄の駅まで行ってしま
った。疲れているのだろうか・・。別に寝ぼけていたわけでもなく、シラフだったのだが。

乗り間違え、降り間違えは非常によくやる。
これまたいつも通勤している電車なのに、急行にのるところを間違えて普通電車に乗ってしまい、
仕事に遅刻したこと3回。
これまたいつも通勤している電車なのに、まちがえて一つ手前の駅で降りてしまい、改札をでたら
なんかいつもと違う景色で、「あ、いっこ手前の池田駅だった!!」とあわてて乗りなおすも、仕
事に遅刻したこと2回。しかも改札をでるまで気が付かないところがミソだ(でもね、駅の雰囲気
がよく似ているんだよ)。

うーん。どうやら電車にのる才能があまりないのかもしれない。
でも電車自体はすごく好きなんだけどな。

 なんせ、電車は温かいし、仮眠するためには絶好の場所だ。仕事帰りに友達との待ち合わせまで
時間があって、それまでブラブラする気力もないぐらい眠たい時は、帰ってこれそうな範囲で意味
もなく電車に乗って寝るという、かなりやる気のない乗り方をしたりもする。
川西能勢口(仕事先)〜梅田(さらに折り返して)〜宝塚〜梅田。そして待ち合わせに到着。とい
う、仮眠電車方式。
 まあこれは超大作だが、ひと駅かふた駅ぐらいなら「おりるぐらいなら寝ている方がよい」とわ
ざと寝過ごすことはたまにある。でも後で、ちょっと後悔してブルーになるのであまりおすすめは
できない。

 乗り間違え、降り間違えには気をつけようね!!




12月25日(火)PARADICE GARAGE LIVE
 タイゾウ氏と、ベアーズにパラダイスガラージのライブに行った。
でも、今日はバンド形態ではなくドラムの人が急遽出演できなくなってしまったので、豊田道倫ソ
ロのライブとなった。

 私はライブを見るのは2回目だったんだけど、前回よりもよかった。すごくよかった。
途中から謎のギタリストBUNさんがゲストで加わるも、ライブは豊田さんの弾き語り。
今回はアコギの弾き語りだったけど、豊田さんの弾き語りはただの弾き語りではない。

 もちろんストレートなものもあるけど、演奏を即興でサンプリング(っていうのかしら?)して
ループさせて、音を重ねたり、音色も「え?それアコギ?」っていう感じの電子音っぽい音になっ
たり。
 それはそれでおもしろいけど、シンプルなアコギと歌だけでも、豊田さんの歌は詩と感情が絡み
あって深く心にえぐりこんで入ってくる。
 なんだか涙がでそうになるぐらい入ってくるのだ。多分すごく荒削りに自分をさらけだしている
から、直球で入ってくるのだろう、と勝手に推測する。

 ライブが終わってからちょっとお話したが、得意の初対面・人見知り病がでてしまって、私はほ
とんど話せなかった。もったいない。あんまり大阪には来ないのに。

 今日のライブに触発されて、私も歌(詩)をつくろう、と思った。




12月23日(日)クリスマスパーチィ
 今日はクリスマス会であった。いえーい。
ジャパンで買ってきたサンタの衣装を着るYAN氏。あんこまんもヒゲをつけた。
そしてギターを片手に「チキンの歌」を歌うサンタYAN氏。ヒゲあんこまんも「チキン!」「豚肉
!」とかけ声をかける。楽しい、楽しい。

 さて、本日のメインイベントは、昨日の日記にも予告したように、CD-R交換会である。
それぞれがCD-Rを焼いてきて交換するのだ。

「チョコの会」会長の私が買ってきたケーキはチョコミルクレープのケーキ。なんと中に挟んでい
るのもチョコだ。そのチョコ責めケーキにろうそくを灯し、それを輪になって囲んで、なぜか「か
もめ〜かもめ〜、鶴と亀がすべった〜」と歌いながら、CD-Rを回していく。部屋の電気も消してい
るので、やたら怖い。
 「うしろの正面だあれ」で、私にまわってきたのは、くろきちさんの焼いたCD-Rだった。いえー
い。

 ではCD-Rの内容をちょこっと発表してみよう。

くろきちCD
 月刊ヤツタニクイズ(と言ってもクイズはない)。マックのドリフ警告音集。
 ヤクの売買ゲーム。
ラブバイブ2001のプロモ(←クリックすると見れます)。
 テクノ作るソフトなどなど。
  早速、活用してマックの警告音を、志村の「東村山、いっちょめ〜」にしました。
 志村の「毛ガニ」やいかりやの「小学生は、小学生らしくしろ!」というのにも惹かれたけど。

ちなみにみんなのは(確認できたもの)、
Yさん・・野球軒のエロゲーを筆頭にその他多数エロゲーとマニアックなソフト多数。
Kさん・・「ユー・エヌ・シー・オー(UNCO)、うんこが好きです〜」とサビで何度も繰り返す
     曲が2曲。最近その曲にはまっているらしい。
Hさん・・今まで食べたケーキ写真集。
Tさん・・「よんでね」というアイコンをクリックすると、画面の画像が崩れ落ちて読めないという
     怖いアイコンや、アニメとかマニアックなソフト多数。
あんこさん・・秘蔵音源集。シャプーズの原曲である辻井氏が作ったデモテープ(MTRで作って辻
       井氏が歌っている。しかも一人コントつき)。約5年前あんこまんの大学時代にやっ
       ていたコピーバンドの部室での練習テープ。ベランダコミューン。

などなど。いやー、おもしろかった。この企画はまた次回のパーチィでもやる予定らしい。
楽しかったクリスマス会。大勢でやるプレゼント交換はやっぱり楽しいね。




12月22日(土) クリスマス疲れ
 ああ、もうクリスマスはお腹いっぱいだ。
雑貨屋にとって、年に2番目に忙しい季節、それがクリスマスだ(1位はお正月)。
ここ最近、クリスマスギフトわんさかで、かなり忙しい。
しかも連勤だぜ。うぬぬ。

 もう帰ったらグッタリで、この日記も更新がおろそかになっていたヌン!
本当しんどい時は、帰ったらこのまま速攻ベッドになだれこんで、寝たい・・と思う時もあるのだ
が、コンタクトをつけている女子なので、そうはいかん。
化粧を落としてコンタクトをはずすくらいスグやないか!とお思いかもしれんが、それさえもしん
どい時があるのだ。こういう時は、「私が裸眼の男子だったらよかったのに・・。そしたら今頃布
団の中だよ・・・」と哀しげに切に思う。
 どんだけ、おおちゃくやねん!!って感じだが、だっておおちゃくなんだもーん!!

 でも明日はクリスマスパーティーがあるので、楽しみだ。
CD-R交換会(各自が何でもいいからCD-Rを焼いてきてそれを交換するらしい。自分の○秘写真画
像でも、ウィルスでも、達郎のコピーでもなんでもいいから、焼いてきなさいということだ)。
ちゅうわけで、今からヤキヤキ作戦に入ろう。何焼こうかな〜。うふふのふ。

 私が当たったCD-Rの内容はまた後日この日記で発表します。
なーんて言ったら、みんなプレッシャーかしら?おほほほ。

  



12月19日(水) あんこ的ライブ鑑賞法
 Dog on the Bootsのイベントを見にスタークラブに行ってきた。
出演バンドはスクイズメン、honey dip、the blondie plastic wagon。
ドッグとスクイズメンは好きで何度も見てるんだけど、他の2バンドは名前は聞いたことあるけど
音は聞いたことがなかったのでそれも楽しみだった。

そして、感想。
いやー、まだまだ知らないだけで、たくさんかっこいいバンドはあるんだなあ・・・と。
特にhoney dipを見てそう思いました。かなりよかった。

 昔は、インディのライブ見に行くってなったら、その見たいバンドの出演時間聞いて、それに間
に合うように行き、終わったら最後までみずに帰ったりとかしていたんだけど、最近は、もしかし
たら、かっこいいバンドとの音との出会いがあるかもしれない!って思って、できたら初めから最
後まで見るようにしようと思うようになりました。

 特に自分の好きなバンドが主催するイベントは、よんでいるバンドもセンスのある人たちが多い
から、だいたいはずさないし、あとは普通のブッキングのライブでも、スタクラとダイスは、結構
自分がかっこいいと思うバンドの出演率が高いので、だいたい全部見ているようにしてます。

 もちろん、「うわ、やば、はず(恥ず)!」というのも中にはあったりするけど、そういう時は
逃げる。で、終わったらまた戻るという(失礼でごめんなさい)。

 まあ本当は、もっと頻繁にライブが出来たら、バンドとの出会いもすごく多くなるけど、シャプ
ーズの活動状況ではそうはいかないので、私やみさりんがライブ見に行って営業しに行きます。
 かっこよかったバンドがあったら終わった後、もしくは帰ったあとホームページの掲示板に乱入
して「かっこよかったです!!うんぬん・・・!」と言って接近し、ちょっとうち解けたところで、
「うちらもバンドしてるんですよ!!」とちょっと小出しにアピールしながら、「よかったら音源
聞いて下さい!!」と言って、無理矢理送りつけるという、かなり荒手な営業方法だ。

 でもそれで実際にお知り合いになったバンドもいくつかあって、うちらの営業も捨てたもんじゃ
ないなと、まあ自画自賛だ。そうそう、ドッグもスクイズメンもそうやって接近したバンドなのだ。
ぽぽぽ。

 やっぱり類は友をよぶっていうけど、本当そうだと思うのです。だからかっこいいバンドと知り
合いになったら、自分らもかっこよくないといけないと思うし、そう思ったら「ちょっと、あんた
、がんばんないとダメよ!」と思うし。

 だから、せっかくお金払ってライブ見るわけだから、そこには他のバンドの出会い料も含まれて
いると思って、みなきゃ損よ、奥さん!!はずれだったら逃げればいいんだからね。




12月16日(日) LOVE VIVE 2001 vol.3
扇町ダイスにて、シャプーズ主催イベント第三回目が無事終了。
あー楽しかった。

思えば、今年は自分たち主催のイベントを3回もやったんだね。
1回目は1月にバナナホール。出演バンドは、ザ・ラダークライマーズ、knit、Nyankeystar、
BOMBJACK。
2回目は9月にクラスト。出演バンドは、The Rocket Work Shop、knit、スクイズメン、
Dog on the Boots。
で、今回がダイス。出演バンドは、ナイアガラエクスプロージョンマサキメン、knit、
BJ ELECTRI/O、the Hydeparks。

今回は、私は出演バンドのメンバー全員と面識があったので、なんかいっぱい知っている人がいる
!!と、かなりてんぱった。おお、あそこにも、ここにも。楽屋にも、こんなにたくさんいるでは
ないか!!
たくさんいすぎて、誰と話してよいかわからんぐらいであった。ライブ終了後も、本当は全員とい
っぱいお話したかったんだけど、無理だったので、この場をかりてお礼を言わせてもらいます。

参加してくれたバンドもメンバーさん、本当にありがとうございました!
そしてそして、見に来てくれたお客さん、とってもとってもありがとうございました!

思えば、かっこいいバンドと一緒にライブがしたい!というのではじまったこのラブバイブ。
かっこいいバンドとやるということは、自分たちもそれと相当するぐらいかっこよくないといけな
いというプレシャーが同時に付与される。だから、シャプーズが前進するといった意味でもよいイ
ベントだったんじゃないかと思う。

来年はラブバイブやるかどうかわかんないけど、もし機会があれば今度は今年のラブバイブとはま
たひと味違う、一皮むけたというようなラブバイブをやりたいです。って、どんなラブバイブなん
やろ?全く想像つきません。やっぱあれかな。最後に出演バンドと全員で「サライ」とかかな。
風船とか飛んでみんな号泣ってやつ?おそろいのTシャツ着たりして。

ま、そんな感じで、来年もシャプーズがんばります!!




12月14日(金) お見舞い
神戸でタミオのライブ。
その前にアヤさんが先週から入院したので、お見舞いに行った。
病院に向かう前に辻井マンやみさりん出身の、私の好きな梅田のワゴンの花屋さんに行く。
「今からお見舞いに行くんですけど・・えっと、とってもきれいな人なんで、そういう感じでお願
いします。」とわけわからない注文をしながらも、カゴ盛りにアレンジして作ってもらった。

アヤさんとは、私のホームページの写真のコーナーで、「TOY PIANO」というところでモデルで撮
らせてもらった女の人である。知的だけど華があって、大人だけどかわいらしくて、でもフェロモ
ンもでていて、繊細で。私にはない要素がありまくりなので、とてもあこがれの人だ。そして来年
一緒にフランスに行く予定である。

あやさんから入院中メールで「9階から見える夜景はとてもきれいよ。白衣もそそるので、よろし
ければいらしてね」とあったので、どんな所なのかなーと病院に着くと、まあとても大きい病院で
しかも近代的だ。おお。

受付で病室を教えてもらって、行くと縫い物をしているあやさんを発見!
「こんばんわ!」「まあ、お待ちしていたわ!」と元気そうなあやさんを見て一安心。
椅子に座って、室内を眺めるとアンナの写真がロッカーに貼ってあり、枕元には大きいかわいい黒
のトランク、本棚にはフランス語の本などがたくさんあった。

するとすぐに私が店をやる時によかったらおいてほしいからと、入院中暇だからたくさん作ったも
のがあるので見て!と言って、毛糸で編んだスカートや、羊毛で作ったマフラーや、かがり縫いし
たブラウスやンピースを見せてくれた。

どれもすごくかわいかった。で、純粋に感動した。
と同時に、私もいろいろ作らないと、がんばらなきゃ!!と、最近何もしていなかった自分を反省。

「景色のいいところに行って、フランスの計画をたてましょう」と
メールで言っていた夜景の見える待合室に行った。神戸の町が見下ろせて、かなり絶景。
話しているとあっという間に時間が経って、帰る時間に。
だんなさんと二人で私を見送ってくれた。エレベターのトビラが閉まる瞬間に、投げキッスしてく
れた。それさえも、ステキである。

繰り返される毎日と時間、仕事、やらねばならないこと。いろんなものに追われていて、いっぱい
いっぱいになっていた自分を逆に癒してもらった。入院しているアヤさんに。
自分にも休養が必要だなあ・・と感じた。
仕事辞めることになって、ちょうどよかったなあ・・と。やっぱりそういう風になってたんだね。

みなさんも心の休養してますか?




12月13日(木) 面接はドッチボール
 よくこの日記にも登場している中崎町にあるヘアサロン「木(モク)」。徹夜で漫画を読みふけ
イベントや、河原に写生しに行ったり、ちゃりで京都まで横断したりと、いろんなイベントをやっ
ているのだけど、最近、初めて新人を採用しようと試みたそうだ。
 
 で、その面接が河原でドッチボールだったらしい。そして、その後みんなで飲みに行くという内
容。スタッフと何十人の面接希望者とみんなでドッチボールをしたらしいのだ。
「なんで面接でドッチボールしたんですか?」と尋ねると
「ドッチボールでその人がどんな人がわかるんですよー」という。

 おそらく推測するに、攻撃的なのか受け身なのか、慎重派なのか大胆なのか、自分中心なのか、
周りを見る人なのか、ドッチボールで、きっとわかるのであろう。
 なるほど、と思った。が、しかしそれを実際やってしまうのだから、さすが木(モク)である。
面接がドッチボールと飲み会なんて、どこを探してもないであろう。

 ステキな店だなーとつくづく思った。自分が店をする時も、そういう店にしたいなー。




12月12日(水)謝罪

昨日の日記、大事な人に誤解されてしまったので
削除しました。

感情的になって書いてしまったのだけど
冷静に考えたら、ただイライラしていただけでした。
不快な思いをさせてしまってごめんなさい。

ちょっと最近心にゆとりがなかったので
ちょっとしたことで感情的になって
自分でも情けないなあと思います。

もう誰が見ても楽しい日記を
書いていこうと思うので
みなさん本当ごめんなさい。

そしてこれからも
よろしくお願いします。




12月10日(月) コンタクトのおばか
私の視力はおよそ0.03ぐらいだ。
しかも乱視。
昔は両目とも1.5だった。
視力テストで一番上の超でっかいやつを「わかりません」と言っている人を見て
「なんであんなでっかいのが見えへんの?あほちゃうか」と思っていたら
いつの間にか自分も見えなくなっていた。
あほちゃうか。

ソフトコンタクトをつけているのだが、3日前から左目の調子が悪い。
とても左目が痛いのだ。
コンタクトをよく見ると、なんとなくキズがある。
きっとこれだ。
しかし、我慢だ。だってコンタクトは高い。
今日は、キズがある方を目にあてなければいいのではないかと思って
裏表を逆にしてはめてみたら、やはり無理があったらしく違った意味で痛かった。
作戦は失敗した。チェッ。

昔も痛いのを我慢して生活していた時があって、でもタミオちんのライブはちゃんと見たいと
ライブ前にしぶしぶ断念して、眼科に行ったら、私のコンタクトをつけた眼を女医がのぞきこみ、
見るやいなや吐き捨てるように言った。
「何?これ?こんな眼、見る気しないわ!!」

どうやら眼球がみえないくらいコンタクトが汚れて真っ白になっていたらしく、
「信じられない!!もっと早く病院に来なさい!!」とそれからこっぴどくしかられた。
でも見る気しないって言われたってさ。
そんな悲しいこというなや。

今日、ダイスにライブを見に行ったのだが、やはり眼は痛かった。
しかも、もうすぐタミオちんのライブなので、前例と同じパターンだ。
明日眼科にしぶしぶ行ってみるか。
ああ。コンタクトは安いところでも、ソフトは高いのだ。
コンタクトのおばか。
おまえのせいで、明日からまた強制食パン生活じゃあないか。




12月9日(日)
今日は友達のまつきちどんがお店に来てくれた。
最近お店に来客が多い。
なぜなら、もうすぐ私はピリオドを向かえるからだ。

前、みさりんがお店に来てくれた時にも言われたのだが
店で働いている時の雑貨モードと
バンドをやっている時のモードはかなり違う。
だから、音楽や写真の友達が来てくれると
いつもと違うく見えるらしい。
逆に私もすごく変な感じがする。


私は喋り声と歌声が全然違うとよく人に言われるが
店で働いていいる時に、ちょっとてんぱって声を高く張り上げて
「ラッピングお待ちのお客様〜!!」と
言っている声は歌っている時の声と似ているらしい。
今度ライブで歌っている時に
さりげに「ラッピングお待ちのお客様〜!!」と
言ってみても、ばれないかもしれない。

仕事がおわってからあんこ邸にて朝3時までトーキング。
真面目にいろんな話ができるのはとても楽しい。
自分にとって合うか合わないか、
友達か友達じゃないかは
結局はそういうことができる人であるかどうか
ということなんだと思う。




12月8日(土) 演技派シロップマン
昨日の日記で、こう見えても演技派よ?と書いたが、私は演技はうまくはないが、演じるのは好き
は方である。

最近はあまりしないが、小学生の頃は、友達のみっちゃんと二人でよく演劇をして遊んでいた。
フィーバーしていたのが、小学3・4年生の頃で、学校から帰ったら毎日のようにやっていた。
だいたいのあらすじはこうだ。

まず、どういうネタのものをするか決める。そして、お互いの役を決める。でも二人しかいないの
で一人が何役も担当する。あとは、アドリブで話をすすめていく。その為その話の展開はどうなる
のかということが、二人とも予測できない。なので、とんでもなく収集がつかなくなったり、逆に
名作やん!!というくらいすばらしいものになったり、いろいろだ。

今考えると、すごい遊び(?)をしていたんだなーと思うのだが、内容も小学生中学年のくせに、
愛人がどうとか、親のカタキかどうとか、両親が離婚してグレたか、そういう内容の劇をしていた。
結構シュール(?)な内容だったヌン。

中でも頻繁にやっていた(シリーズ化)されていた劇で覚えているものを挙げてみよう!
 1.泥棒と裁判官
    初めは泥棒を追い続ける警官の話で、私が泥棒で、みっちゃんが警官。私はちゃりで町内
    を逃げ、みっちゃんもちゃりで追いかける。つかまる。そしてそのまま舞台は姫路競馬場
    駐車場へと移り、裁判をすることになる。
    裁判官は駐車場を監視する灯台にのぼり、被告は下で裁かれる。裁判官はみっちゃんで、
    そして今まで泥棒だった私はなぜか、一人でいろんな役になる。
    上でみっちゃんが「警官の話」というと、警官(検事)の証言をしたり、「目撃者」とい
    うとその役、はたまた泥棒にもどったりと大忙し。エキストラが欲しいところだ。
 2.日野さん
    日野さんは白血病。陸上部の期待されている高跳び選手なのだが、試合にでる前の日に死
    んでしまうという話。これは泣ける!

 筋書きまで覚えているのは、このぐらいなんだけど、まあいろいろやったもんだ。
あとは、中学生の時も違う友達と「どっちが演技派か勝負!」と題し、学校の帰り道に一人で歩い
ていて、急に「あーいたたたたたた」とお腹をいたがってうずくまり、通行人に「大丈夫?」と尋
ねられたら勝ちとか、失礼極まりないあほな勝負をやったりもしていた。
 いや、私は見知らぬ通行人に「大丈夫?」と尋ねられましたよ?で、痛そうに「ええ・・だ、だ
いじょうぶです・・・・」とちゃんと答えました(心配してくれた方すみません!)。

ま、演技派ということだ。ふっふっふ。

 




12月7日(金) シロップマン(砂糖編)
じゃーん。今日は、すき焼きだ。いえーい。
わくわくしながら、はたやん家に向かう途中、電話が入る。
「砂糖がきれるかもしれないので、持って来て!」

「おお!!」
シロップマンにSOSの電話であった。
「砂糖のことなら、任せておけ!」
早速お気に入りの砂糖を持参ででかける。

 私の好きなもの・・1位 お肉。 2位 甘い物

これら2つが合わさったすばらしい料理、すき焼きはあんこまんの大好物である。ぬーん!!
すき焼き作り中、私は念願叶っての砂糖入れ役を命じられた。
「どんくらいいれていいの?」
「どばっとたくさん入れていいよ!!」
「まじで!?」

いつも飲み物に砂糖を入れすぎだと、みなに注意されているシロップマンも、この日は、何杯いれ
ても、何倍大盛りでもしかられない。よって渾身の力を注ぎ、どばーっ、どばーっと砂糖を入れた。
おお。シロップマンの役目はおわり(お手伝いは砂糖をいれるという本業しかせず)、あとは煮え
るのをまつ。ことこと。
そして、できあがり、卵にからめたお肉は、甘〜くうまかった!!ぬーん!!!!やったぜ、シロッ
プマン!!

そしてもうすぐお引っ越しするというため、はたやんのガレージセールが行われた。

 <この日に獲得したもの>
インテリア雑誌死ぬほど。絵本。ロボコップの水鉄砲。はたやん作成ポストカード。
クローバーのメッセージカード。ビジョンの鍋。額縁。かばん。写真のプリントする本。
画用紙。オートフォーカスの一眼レフカメラ(これは貸し出し)。

うーん。なかなかの収穫であった。
そしてその後、YAN氏と”客と店員ごっこ(ソフマップ編)”のリハーサルをして遊んだ。
 シチュエーションはこうだ。
パソコンのキーボードの「K」のところが、調子が悪いと言って、ソフマップクリニックにキーボー
ド持参で詰め寄るイタイ客A(あんこまん)に、クリニックの裏では毒舌だが、表では非常に低姿勢
でかつ従順な態度をみせるソフマップ店員B(YAN氏)が接客をするという設定だ。
 今度は、実際にソフマップの職場に私が行って、このごっこを応用して、本物の”客と店員ごっ
こ”をする予定である。いや、私はこうみえても結構演技派よ?

 次の日の帰り道、ガレージセール獲得グッズが重すぎて、手がちぎれそうで泣きそうであった。
ちょっとよくばりすぎたね。ぬーん。




12月6日(木)教育ってなに?

 今日、ちょっと悲しい話を聞いた。

 今日、塾をやっている先生と話をしていて、市内でかなり大手の塾(中学生対象)が学校の先生
に金を渡して、で定期考査のテスト問題をもらい、それを「うちはテストの予想問題がよく当たる」
と売りにして、生徒にやらせているらしい。それが最近甚だしいらしく、他の小さい塾同士が寄り
合って、会合を開いてその塾を摘発しようと話しあっているのだが、なんか市の教育委員会のえら
い人がその大手の塾とかんでいて、どうにもこうにもできないらしい。

 なんか、自分の母校の中学校の先生も関わっていると聞いて、悲しくなった。

 そうやって定期考査の問題を流出して、答えを丸暗記してやって、内申書はよくても、実際の入
学試験はその子には、本当は実力がないのだから、受からないはずだけど、それが進学校に合格し
ているのをみると、もしかすると高校の入学試験も流出しているのかもしれないという話だった。

 なんか、教育ってなんだろうと思ってしまった。金のために、自分の利益のために、汚い手を使
い、生徒のことなんて、これっぽちも考えないでやる塾。それに手を貸す学校の教師。
 だって、そんなことして、いい高校に行ったって、実際の授業にはついていけないし、当然大学
までは流出しないだろうから、きっとおちこぼれになって、しんどい目になるのは、目に見えてい
るし、子供にそんな汚い部分を見せつけて、ズルイ手口を教えさせて、きっとイヤな子になるに違
いないし、何のために学校に行くのかとか、勉強するのかということを、完全に見失わせてしまう。

 でもその塾に行かせている親の方がもっと信じられない。だって自分の子供がそういう風になる
のが、目に見えているのに、「うちはどこどこの高校に行っている」というのが、欲しいがために
平気で子供にそれをやらす。あほですな。

 でも根元はやはり日本の学歴社会がかなりいけてないから、そういうことが起こるんだろうなあ、
と思う。いい高校とか、いい大学とか、いい会社とか、その名前で人の価値判断をする社会が悪い
んだろう。
 そういう私も恥ずかしながら中学の時は優等生であった。必然と「いい高校に行け」みたいなプ
レッシャーがあって、その頃はなりたいものとかなかったから、薦められるがままに進学校に行っ
た。で、何も考えずに大学に行き、会社に入り、で、自分を見失って初めて目覚めたのだ。
「わたしがしたいことは、こんなことじゃない」と。今考えると本当恥ずかしい話だけど。

 親の金使って、いい大学に通ってのほほんと暮らしている学生より、夢もなく、別になりたいも
のがないからここにたどり着いたという名前のしれた会社で働いているエリートサラリーマンより
高卒で中華料理屋でずーっとバイトしながら、プロを目指してがんばっているバンドマンの方が、
比べものにならないぐらいステキなのに。

 大学や、会社だけじゃないんやで。そんなん関係ないんやで。他にもいろんな道があって、もっ
ともっとステキな生き方をしている人はイッパイいてるんやでというのを、その流出試験問題をや
っている中学生に教えてあげたい。学歴社会に洗脳されているだけやでって。

 なんか、そんなことをすごく考えてしまった一日でした。

 




12月5日(水) 話すということ
やっぱり思っていることは話さないと駄目なんだって今日も思った。
自分の心の中にある思いは、相手に話してぶつけないと、消化できない。
自分の中にずーっと、まるで飲み続ける薬のように、毎日毎日少しずつ蓄積していって
そしてそれが表にでてくる時は、もう手遅れ。やばい。
そうなる前に、話した。
すっきりした。あっという間に自分の思いは消化してしまった。
なんだ、簡単なことなんだ。

昔、仕事先で自分の上司と人間関係があわなくって、すごくストレスがたまっていたことがあった。
それを友達に話したら、「なんで、そんなにためこむの?相手に言わないと、何も解決しないよ」
と言われた。
「だって、上司だよ?そんなこと言えないよ。」って言ったら、
「そんなの関係ないよ。部下だろうが、上司だろうが、同じ。話さないと一生解決しないよ。
人間関係なんでどこでもついてまわるんだよ。話さないと何も伝わらないよ。」と言われた。

はじめは、そんなの無理だよ〜って思っていたんだけど、いよいよストレスがたまってしまって
もう限界だって状態になって、もう仕事を辞める覚悟で上司に言った。
「あなたのココこここういうところが、イヤです。しんどくてもうちょっと我慢ができません。
 限界です。だから辞めたいです。」

上司は私の発言にかなり驚き、そしてショックを受けていた。で、自分の悪かった所を「ごめん」
と謝ってくれた。で、向こうも私に対する気持ちを話してくれた。で、話し合った。
結局、お互いが距離をおいてしまって、うまくいってなかっただけだった。
上司は私が指摘したことをあらためるようにするし、私も悪かったところをなおすということにな
った。

話し合った日の帰り道に思ったことを今でも鮮明に覚えている。
「自分の思いを伝えて、相手の思いを聞いて、話し合うってことは、こんなに簡単なことだったん
だ。話す事で、こんなに長い間悩んでいたことが、こんなにすぐ解決するんだ。なんで、もっと早
く話さなかったんだろう?バカだな〜わたし。」

だから、もう自分の思いはためこまないんだ。たまってきたら、吐き出すんだ。そう決めた。
そのおかげで昔はすごく頭痛もちだったのに、ここ最近ない。ストレスが減ってきている証拠だ。

みなさんは、話していますか?
伝えていますか?
人間に対するストレスは、相手に話さないと一生たまったまんまです。
おおいに吐き出してみてください。あっけないほどに、すっきりするはずです。



12月4日(火) 京都ツアー


にしおさんのねんど人形
 今日は、知り合いが京都の太陽カフェというところでグループ展をするというので、行ってき
た。そして、京都巡りしてきました。もし京都に行くことがあれば、ぜひ行って見てください!

1.太陽カフェ
 河原町から3系統のバスに乗り、北白川別当町というところで降りる。バス停からおりると、す
ぐの所に「太陽カフェ」発見。
 すごくかわいいカフェで、奥に雑貨やお菓子などが展示されていた。今回のグループ展は、雑貨
の個展。カップ&ソーサーや、ねん土人形、クリスマスオーナメント、パッチワークの布雑貨、な
どなど。知り合いは、アップリケTシャツとカレンダーを展示していた。私は、フルーツのケーキ
(お菓子もあり)と、マフラーを買った。ランチも5種類ぐらいあって、とってもおいしかった。
お茶だけでも、なかなかよい場所です。

2.溝縁ひろし写真展in駒井邸(写真展)
 小川にそって、紅葉を見つつ次なる場所をもとめて、散策中、古めかしい屋敷を発見。見てみる
と玄関に「写真展開催中。入場無料」とあったので、入ってみようと言って、中に入る。
屋敷を開放して、そこで写真展をしていた。京舞妓さんの写真展だった。なかでは、やたらといろ
んな人が取材をしている(なんかニュースにもなったとか?ほんまかいな?)。
「有名な人なんかな?」と言っていると、記者らしい人が話しかけてきた。
「京都新聞なんですけど、学生さんが写真展を見ているところを写真に撮りたいので、モデルにな
ってください」
「えっ?はあ。」
学生ちゃうねんけど、まあええかと、承諾した。写真を見ているポーズをつけられ、こんな感じでお
願いしますとかって言われた。なんか緊張してしまって、おそらく、挙動不審に写真をみているエセ
学生な図になっていることだろう(本当に京都新聞にのってるんかいな?)。

3.
恵文社(←クリックするとHPがみれます)
 一乗駅(叡山電鉄)まで歩き、本屋とギャラリーと雑貨をおいてある恵文社に行く。ヤツタニ氏
との写真展の会場の候補にも、なかなか雰囲気が良いのでとりあげられた場所である(しかし、交
通の便から却下)。とっても広くて、本屋も品揃え豊富!雑貨もステーショナリー系が多いけど、
なかなか、マニアックで楽しい。今回のギャラリーでやっている展示は、妖怪のイラストだったん
でちょっと気持ち悪かった(えぐい漫画やイラストは苦手)。チェッ。

4.葡萄ハウス家具工房
 
太陽カフェで、出展しているねん土人形作家のにしおさんが、たまたまいてはったので、少しお
話し、どこか近くにいい店ないですか?と聞いて、やってきた一乗寺にあるアンティーク家具屋。
めちゃめちゃアンティークでかわいかった。しかも結構安い!

5.
efish(←クリックすると概要がみれます)
 カフェ好きなら名前はきいたことあるだろう。五条にあるefish(エフィッシュ)。せっかく京
都に来たのだから、京都の有名なカフェに行こうと、五条へ行く。鴨川のすぐそばにある、ロケー
ションもかなりよいカフェ。
 なんで、有名かというと、無印の電化製品をデザインした人がオーナーのカフェだから。あの、
一度は見たことある、シンプルなCDラジカセ。あれをデザインした人。最近はシンプルなオーディ
オ機器が割とでだしたけど、昔はやたらめったら黒くてボタンが多くて、本当機能重視のものばか
りで、初めてデザインをシンプルにして、スタイリッシュなオーディオを作った先駆者だと思う。
 そんなわけで、カフェも実にスタイリッシュでした。猫もいた!

 やっぱり名前を聞いたことがある場所は、それなりに理由があるだろうし、吸収できるなにかが
あるはず。自分が写真展をする、店をするというため以外にもやっぱりいろんな店を見て、刺激を
うけたり、アンテナはることは大事だなと思うのです。

 もし京都に行く機会がぜひ行ってみてください!!




12月2日(日)バンドマンのための照明講座(上)

 

       愛用していたピンスポ1号            こんな風にかまえます。


ギターポップ・・生、オレンジ、うすいピンク、うすいブルー
ハードロック・・生、赤、黄色、
コア・ガレージ・・赤、緑、青(濃い水色)
ビジュアル系・・紫、濃い青、ピンク

 この色は何の色でしょう。そう、これは音楽のジャンル別における、もっともよく使う基本とな
るライブハウスの照明の色。もちろんあくまでよく使う色で、バンドによって様々。
ちなみに、「生」とは何も色をいれない状態のことで、色でいうと「白」。

 一般にバナナホールやミューズホール、ブーミン、アムホールなど「ホール」と名の付くライブ
ハウスは、照明もたくさんあって、ピンスポットもある。ちなみに小さなライブハウスでは、照明
といっても、ホールに比べれば比べものにならないくらい数も少なく、ほとんど飾り程度にしか使
われていないので、今から書くことはあまり参考にならないかもしれません。
 でも、ON AIR OSAKAやクラストはムービング(人がオペレートするのではなく、コンピュータ
ーにプログラミングして、コンピューターが動かす照明の機械。模様とか色が多彩に変わるロボッ
トみたいなやつ。1台100万円ぐらいする。)があるくらい、ライブハウスとはいえ、照明に力
をいれているところもあります。

 なんでこんなこと言うかというと、私は今の雑貨屋に勤める前、専門学校に行きながら、アムホ
ールで照明のバイトをしていました。で、この前フェスティバルホールでチャラのライブを見て、
その照明のきれいさに感動して、やっぱ照明って大事だよな〜って思ったんで、今日はちょっとそ
のウンチクをちょっと書いてみようと思います。

 なぜならたいていのバンドはライブで、音響(PA)はすごく気にして、「ここをこうしてほし
い」とか注文もバンバンだすけど、照明に対してはほとんど気にしなくて、照明に対するセッティ
ング表にも「おまかせします」とか、全然関心がないというか、もちろんわからないからかもしれ
ないけど、せっかく大きなホールで、すごい数の照明があって、自分たちの注文でどんな風にでも
やってあげれるのに、すごく照明をおろそかにしていて、もったいないなーとずーっと思っていま
した。

 でも中にはちゃんと自分たちがどんなカラーで、どういう風にみせたいとかちゃんと考えている
バンドは、「この曲は後から照明をあててほしい」とか、「ここでベースブレイクがあるので、ぬ
いてほしい(他の照明は落とし、ピンスポだけあたった状態にする)」とか、いろいろ書いてくれ
ていたりしました。

 プロの話で言うと、例えばジュディマリのタクヤが、大きなところでライブをやった時に、自分
のギターソロで、ピンスポがまちがえてジャストで当てられなかったことがあったらしく(少し遅
れた)、でそれをすごく怒って、次のライブで同じ曲の自分のソロの前に、名指してその照明さん
の名前を言って「○○!今回はちゃんととれよ!」とマイクで言ったとか・・・・(怖)。
 あとヒートビートは西洋1の照明と言われていたけど、ムービングがやたらあるだけで、ブレイ
クも曲の構成も無視して、ただぐるぐるまわる照明で、いけていない!と照明人の間ではかなり不
評だったんだけど、ハイロウズがヒートビートでライブやったときに、その照明のいけてなさにヒ
ロトが切れたらしく、次のライブでは何十台とあるムービングをいっさい使わなかったとか、そう
いうエピソードは、有名でした。でもこの話は、照明も音響と同じくらい気をつかっている(重要
だ)と思っている証拠であると思います。

 つづく・・




12月1日(土)バンドマンのための照明講座(下)

 

            照明オペレーターくん       オペの山本さん。現在はクラストでやってはります

 で、本題に入りますが、私は主にピンスポットをメインでやっていたんですが、コピーバンドの
イベントとか、大学の軽音の定期演奏会とか、オペレーターさんが手をぬきたいと思ってしまうラ
イブは(笑)、代わりに私がオペ(照明全体の)をやらせてもらっていました。なので、難しいこ
とはわからないけど、おおまかなことはわかるので、少し書いてみたいと思います。

 オペレーターの照明。
 (上)の文章でも少し触れたように、ポップな曲は、一般に生や色をつかっても薄い色をつかっ
て明るい照明にします。ガレージとかコアな曲はほとんど生は使わず、赤とか青とか、濃い色を使っ
て暗い照明。例えばミッシェルガンエレファントの大阪城のライブのオープニングは真っ赤で、そ
のライトを見て「かっこええ〜」と鳥肌たったぐらいそういう照明が似合うバンドです。
 あと、ビジュアル系は、怪しい色を使います。ピンクとかいやらしい紫とか。一般にはそんな感
じ。もちろん、それはあくまで基本で、応用でいろんな色を使います。

 で、Aメロ、Bメロ、サビと曲の展開にあわせて照明を変えます。ギターポップの王道の照明は、
Aメロはまあまあ明るくし、たいていBメロでおちる場合が多いのでBメロは、青系などを使って少
し暗くします。で、サビで一番明るい照明にして、もりあげるようにします。
 で、ブレイクとか、キメとかは、そのどれらも使用していない照明をつかってインパクトを与え
ます。

 ピンスポも同じで、全体の照明にあわせて色を使います。でも機械でボタンを押して色をいれる
というものではなく、色のシートが入った正方形のカードがあるのですが、それを手で何枚かもっ
て、自分の手でその色を入れます。
 だから、1曲で3枚ぐらい手にもって、曲に合わせて瞬時に色をいれるのです。手がつりそうで
す。
 ピンスポの色も、ジャンルの色と同じです。ポップは明るい色、コア・ガレージは濃い色。だい
たい全体の照明の同系色となるように瞬時に変えます。でも中には補色を使って、コアのバンドと
かは、全体が緑の照明だったら、わざと真っ赤なピンスポをあてて、インパクトをあたえたりもし
ます。
 ブレイクはピンスポはその瞬間に照明をきります。もしくはその瞬間だけ、濃い色をいれてイン
パクトをあたえます。あと、ギターソロなどソロは絶対あてなければなりません。派手なソロは、
濃い色(赤とか黄色とか)いれたり、色のカードをパタパタとあおいで、色が点滅するように見え
る、フリッカーというわざをやったりいろいろです。

 しかし、インディーズバンドの曲は、よくでているバンドは別として、たいてい初めて聞く曲ば
かりです。それらを初めて見るバンドで、初めて聞く曲を、瞬時に判断してやらなければならない
のです。で、その判断材料となるのがただ一つ、照明さんに書かれたセットリストなのです。
 そこに「この曲はこういう感じの曲です」とか書いてあったら、こっちもイメージをわきたてて、
「じゃあ、こういうのをしよう」って照明をくめるのですが、何もないとあとは「曲名」で判断す
るという形しかとれません。「虹」っていう曲名だったら「虹かあ。じゃあカラフルな色にしよう
!」といろんな色をいれて、くむのですが、いざ始まってみると、実はとっても暗い曲で「まじで
!?」と、あわてて組み直したりするということも、まんざらでもありません。もちろんそれを仕
事としてプロでやっているから、初めて聞いた曲にやっているように思われないという照明をやり
はりますが、でもそういうのがあるのとないのでは、全然違います。

 あと、「ここの間奏部分は急に怪しい感じになるので、そんな感じでお願いします」とか「この
曲はブレイク後、ギターソロのかけあいをするので、上手のギターを赤、下手のギターを黄色のピ
ンスポであおってください」とか、そういう曲の中の演出もかいてあると、ジャストタイムでバシ
ッとできるので、すごくかっこよい照明になったりします。やっぱり初めて聞いた曲は、そこまで
よめないので、ジャストタイムでできません。前もって知ってるか知っていないかとでは、大きく
違います。照明の何がかっこいいかというのは、ジャストタイムでバシッと曲に合わせて、照明が
変化することだと思います。いくらかっこいい照明でも間が悪ければだいなしです。

 多分作曲者には、曲一つ一つ、イメージがあると思います。そのイメージを音やアクションだけ
でなく、照明という光の視覚でも語ることができたら、見ている人はよりいっそう、そのイメージ
を近い形で受け入れることができると思います。曲の中の構成一つ一つにもおそらくイメージがあ
ると思います。それをより演出できるのが照明だと思います。ですから、音だけでなく、照明につ
いてもちょっと意識してみてもいいんじゃないかなーと思います。

 ホールでライブをやる時があったら、うんと照明の注文をだしてみてください。きっと、今まで
よりプラスαのステージになると思います。

 以上、照明についてでした。

かしこ。